2023.08.10

スーパーエイジャーの衰えない脳

カテゴリ

神経疾患
原文タイトル

Brain structure and phenotypic profile of superagers compared with age-matched older adults: a longitudinal analysis from the Vallecas Project
ジャーナル名

The Lancet Healthy Longevity
年巻号ページ番号

2023 July, Lancet Healthy Longev [Online first]
著者

Marta Garo-Pascual
所属

Laboratory for Clinical Neuroscience, Centre for Biomedical Technology, Universidad Politécnica de Madrid, IdISSC, Madrid, Spain; Alzheimer Disease Research Unit, CIEN Foundation, Queen Sofia Foundation Alzheimer Centre, Madrid, Spain; PhD Program in Neuroscience, Autonomous University of Madrid-Cajal Institute, Madrid, Spain

背景

一般に、認知能力、特にエピソード記憶の能力は年齢とともに低下するが、一部の人々は優れた記憶力を保ったまま高齢に達する（「スーパーエイジャー」）。
スペインAutonomous University of Madrid-Cajal InstituteのGaro-Pascualらは、同国マドリードのVallecas Project縦断コホートの認知（エピソード記憶）的に健康な79.5歳以上の参加者（n=1,213）を対象に記憶テストと記憶ドメイン以外の3種のテストを行い、記憶テストにおいて50～56歳の平均を上回り、非記憶テストで同年齢の平均を1標準偏差以上上回るスーパーエイジャーを特定した。このスーパーエイジャーと対照となる平均的参加者に対して縦断的（6回）な構造的MRIを実施し、スーパーエイジャーの脳構造および関連する因子を特定した。

この記事は会員限定記事です。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

会員の方はこちら
会員ではない方はこちら

新着記事

「映像情報Medical」サイトへのアクセスありがとうございます。

本サイトは、国内の医療関係者（医師、技師、看護師等）を対象に、
様々な情報を提供させていただくことを目的としております。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

一般の方や、国外の医療関係者に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

あなたは医療関係者ですか？

映像情報Medicalのご利用にあたってをご確認の上、対象の職種をクリックしてください。

: 医療関係者でない場合は、会社概要ページへお進みください。