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2023.07.28

有給病気休暇はがん検診の受診を促進する

  1. がん検診
  • カテゴリ
    その他
  • 原文タイトル
    Cancer Screening after the Adoption of Paid-Sick-Leave Mandates
  • ジャーナル名
    The New England Journal of Medicine
  • 年巻号ページ番号
    2023 March, NEJM 388: 824
  • 著者
    Kevin Callison
  • 所属
    The Department of Health Policy and Management, School of Public Health and Tropical Medicine, Murphy Institute of Political Economy, Tulane University, New Orleans, LA, USA

背景

アメリカでは複数の州・都市で有給病気休暇（paid sick leave）が規定されており、有給病気休暇の存在は労働者の医療利用に影響を与えることが示唆されている。
アメリカTulane UniversityのCallisonらは、2012年から2019年の医療保険請求データを用い、有給病気休暇の義務化の影響を受ける大都市統計地域（MSA：行政管理予算局の定める地理統計的単位）、および受けなかったMSAに居住する労働者の間で乳がんマンモグラフィ検診・大腸がん検診受診率を比較し、有給病気休暇ががん検診に与える影響を評価した。

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