2022.11.25

非小細胞肺がんの切除後フォローアップはX線だけでよいか？：IFCT-0302試験

カテゴリ

呼吸器疾患
原文タイトル

Chest CT scan plus x-ray versus chest x-ray for the follow-up of completely resected non-small-cell lung cancer (IFCT-0302): a multicentre, open-label, randomised, phase 3 trial
ジャーナル名

The Lancet Oncology
年巻号ページ番号

2022 September, Lancet Oncol 23: 1180
著者

Virginie Westeel
所属

Department of Pneumology, University Hospital of Besancon, INSERM UMR1098, Universite de Bourgogne-Franche-Comte, Besancon, France

背景

早期非小細胞肺がん（NSCLC）は、切除に成功した後も再発のリスクがあり、フォローアップが推奨されているが、どの画像検査を使用すべきか。
フランスUniversity Hospital of BesanconのWesteelらは、切除後のI-IIIA期NSCLC患者を、CTフォローアップ（受診・胸部X線・胸腹部CT・気管支ファイバースコープ）、または最小限フォローアップ（診察・胸部X線のみ）の2群へと割り付け、全生存期間、無病生存期間等を比較する第3相多施設ランダム化比較試験IFCT-0302を実施した（n=1,775）。

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