2021.09.10

低線量CT検診は肺がん脳転移のリスクも抑制する

カテゴリ

呼吸器疾患
原文タイトル

Impact of Low-Dose Computed Tomography Screening for Primary Lung Cancer on Subsequent Risk of Brain Metastasis
ジャーナル名

Journal of Thoracic Oncology
年巻号ページ番号

2021 September, J Thorac Oncol 16: 1479
著者

Chloe C. Su
所属

Quantitative Sciences Unit, Department of Medicine, Stanford University School of Medicine, Stanford, California, USA

背景

低線量CTによる肺がん検診は肺がん死亡を減らすことが実証されているが、進行肺がんで多く見られる脳転移も減らすのか。Stanford University のSuらは、ヘビースモーカー（ｎ=53,452）を対象に低線量CT検診と胸部X線を比較したNational Lung Screening Trial（NLST）において、原発性肺がんと診断され、脳転移に関するフォローアップデータが存在する患者1,502名を特定、低線量CTが脳転移発症リスクに与える影響を評価した。

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