株式会社ジョリーグッド(以下 ジョリーグッド)は、自社が開発・提供する医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」に蓄積された実症例の医療VRコンテンツを、医療機関や医療教育機関、医療機器・製薬メーカの方々が、月額見放題でVR体験できるサブスクリプションサービス「オペクラウドVR Viewer」(以下 本サービス)の提供を2021年秋から開始する。また、本サービスへの事前登録を、5月11日(火)より公式ウェブサイトにて受付開始する。
本サービスの会員は、救命救急および、循環器、整形外科などの臨床現場を、医師や看護師、臨床工学技師などのスタッフそれぞれの当事者目線で、360度リアルに体験実習することができる。
本サービスのコンテンツは、若手医師の教育のほか、医師以外の医専門職種の教育にも活用することができ、医師のタスク・シフト/シェアに向けた多職種間でのチーム医療のより強固な連携を実現する。
本サービスには、各領域の専門医の監修により現在30以上のコンテンツがラインナップされ、今後も続々と追加拡充していく計画である。
オペクラウドVR Viewer会員事前登録はこちら:https://jollygood.co.jp/opecloud/content
厚労省は、2024年に迫る医師の働き方改革を進めるため、医師の業務の一部を看護師や救急救命士などの他職種に移管するタスク・シフト/シェアを推進している。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が終息せず、タスク・シフト/シェア先である救急救命士や看護師、薬剤師などの医師以外の医療専門職種の教育が十分にできない状況がある。
また、タスク・シフト/シェアを進めるためには、多職種のスタッフが連携するチーム医療の必要性が高くなるが、臨床実習などが行えない今、効果的な教育方法がないのが現状である。
ジョリーグッドはこれまで、オペクラウドVRのプラットフォームを通して、医学生や救急救命士の育成にいつでも・どこでも・何度でも体験可能なVR臨床実習を提供してきた。
自宅や遠隔地の受講者へは、一対多の遠隔臨床実習が可能な「多接続リモートVR臨床システム」を活用し、講師から双方向の指導を受けることができ、本システムを活用して海外と繋いだ国際医学会VRセミナーも実施している。
本サービスの提供により、これまでは医療機関や教育機関ごとに内向けで留まっていた臨床の知見を、他施設、他大学などより広く共有することができ、日本医療全体の質の向上に貢献する。また将来的には、国境を超えた国際的な日本医療の共有を目指す。
『メディカルスタッフ教育のニューノーマルになる』
日本体育大学大学院保健医療学研究科 救急災害医療学専攻 主任
日本体育大学保健医療学部 救急医療学科 学科長 小川理郎先生
当学科ではいち早くVRを活用した教育に注目し導入しました。
VR映像を活用した教育は従来の講義や実習と比較して、知識や技術の 修得に効果があると報告されています。VRを活用しどこでも集まらないで実施できる臨地実習は、病院前救護/医療現場に携わる救急救命士教育のモデルケースになると確信しています。
VRマルチセミナーシステムは、講師用タブレットと複数のVRゴーグルを一斉操作し、VRセミナーの簡単運用を実現する。
<オペクラウドVR Viewerプラン>
※本サービスのご利用には別途、VRゴーグル等の機材費が必要
※サービスの提供開始は2021年秋頃を予定
今後は、本プラットフォームを通して病院や学校の壁を超え、学びを共有する、まったく新しい教育プラットフォームとして「オペクラウドVR」は進化し続けていく。
ジョリーグッドは、本サービスを通して大学病院、クリニック、教育施設など医療に携わるすべての人に向けた臨床教育VRを提供し、医師の働き方改革や、withコロナの医療の質向上に貢献していく。
オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線で技を体験学習できるVR臨床教育プラットフォームである。
本サービスは、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センターの他、医療機器メーカなど、医療技術を牽引する多様な機関で豊富な導入実績を誇っている。
関連先リンク:https://jollygood.co.jp/
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