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2021.03.26

FA システムエンジニアリング、ロボット支援手術および内視鏡手術映像を大画面映像に表示する3Dヘッドバンド方式のスマートグラス「3D View Vision for Medical H・M・D 」を開発

  1. その他
  2. 内視鏡
カテゴリ
新製品・新機能
情報提供元
FA システムエンジニアリング株式会社


FA システムエンジニアリング株式会社は、ロボット支援手術および内視鏡手術の映像を大画面映像に表示する 3D ヘッドバンド方式でスマートグラス※1タイプのヘッド・マウント・ディスプレイ「3D View Vision for Medical H・M・D※2」を 5 月末ごろ出荷開始する。

本機は頭部にヘッドバンド方式にて装着して使用するメガネタイプディスプレイである。画面サイズは 2m先で57インチ高解像度3Dで表示し、ガラスパネルを使用し、この画像を見て、自由な姿勢にて手術するというものである。

有機ELパネルの特徴を活かし左目用と右目用の2枚のガラスパネル(片目 1980×1080、両眼 3840×1080)を搭載し、3D映像を表示。

3D映像の欠点と言われる目にストレスを感じるクロストークをなくして、より自然な立体視が観察できるよう奥行き情報を表示。長時間手術にも目にストレスを感じないようにできている。

また、目とレンズとの隙間から術野を目視でき、広い視野域とし、VR等のゴーグル方式とは異なり、外部コミュニケーションが自由にできるようにしている。

従来より販売していたスマートグラスは、画角が小さく、メガネフレーム方式では重たいという課題があった。

その3D画角を大きくし、重たいという欠点をメガネフレーム方式からヘッドバンド方式に改善することにより、ドクターがより快適に手術できるようにした。
頭部額装着タイプにし、 ヘッドバンド含めた総重量は約260gにしたことにより自由な姿勢で手術ができ、首への負担をなくすようにした。また、ディスプレイ面下部より術野風景を大きく視野が見えるようにしている。

ヘッドバンドからディスプレイ表示するメガネ2D/3D表示部とは3軸の視点調整用アームで頭部額取付部と目の視点調整を自由に調整することができる。

映像の左右上下反転表示、2D/3D映像の切り替え、輝度調整等は通常の PC独自ソフトにて設定可能である。

製品の特長

1.3D大画面画角で高精細映像で、長時間手術に耐えられる
2.軽いヘッドバンド方式で外部コミュニケーションが自由にできる
3.左右の視差をなくし、より自然で画質がきれいな3D映像
4.遅延のないダイレクトなリアルタイム表示で手術可能で
5.視点調整が自由に調整可能

【価格】:オープンプライス
【出荷時期】:2021年5月末頃
【詳細仕様】
型式:3DV.V-HMD
解像度:片目 1980×1080、両眼 3840×1080
画面サイズ:2m 先 57 インチ(視野角対角 40 度)
コントラスト:10.000:1
フレームレート:60Hz
入力ケーブル:Type C / HDMI
3D モード:Side by Side
外形寸法:メガネ部 124×42×30mm、ヘッドバンド方式
重量:ヘッドバンド含 約 260g

※1 スマートグラスとは、メガネのような形状で眼鏡と同様に目の周辺に装着して使用するウェアラブルデバイスの1つ
※2 HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは、Head Mounted Display の略で左右の目の視差を用いた立体映像による VR(仮想現実)表示装置の総称

関連先リンク:http://www.fase.co.jp/

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