オリンパス株式会社は、高水準消毒※1をサポートする高い洗浄消毒性能に加え、使用ごとの消毒薬の濃度チェックや消耗品の交換が簡便になり、使い勝手の良くなった内視鏡洗浄消毒装置「OER-6」を2020年12月1日(火)から国内で発売する。
医療現場では、より安全で効率的な機器の洗浄消毒(リプロセス)が求められている。同社は内視鏡トップメーカとして、これまでも高水準消毒をサポートする高い洗浄消毒性能をもった、安心で安全な内視鏡洗浄消毒装置を提供してきた。
今回発売する「内視鏡洗浄消毒装置 OER-6」は、従来品の基本仕様や性能を踏襲しながら、煩雑な作業の低減やより安心な履歴管理機能の搭載など、ユーザビリティーの向上を図り、従来以上の快適な使用感を追求している。
医療現場では、より安心・安全で効率的な機器の洗浄消毒(リプロセス)が求められている。同社は内視鏡のトップメーカとして、医療現場でより安全・快適に内視鏡検査を行っていくために1980 年から業界に先駆けて内視鏡の自動洗浄消毒装置を市場導入し、信頼に応えてきた。
今回発売する「内視鏡洗浄消毒装置 OER-6」は、従来品の基本仕様や性能を踏襲しながら、煩雑な作業の低減やより安心な履歴管理機能の搭載など、ユーザビリティーの向上を図ることにより、従来以上の快適な使用感を追求している。
洗浄消毒後の内視鏡に水道水の雑菌が付くのを防ぐため、装置の内部に「水フィルタ」を設置して定期的に交換する必要がある。
従来品は、専用の工具を用いてフィルタを取り外す必要があったが、「OER-6」では効率的なワンタッチ交換が可能になった。
また、これまでは屈んだ姿勢で行っていた消毒薬の濃度チェックが立ったまま行えるようになり、煩雑な作業が不要になった。
消毒効果を維持するため、消毒液の濃度が基準値以下となるたびに消毒薬のカセットボトルを交換しなければいけない。交換の際、従来品はボトルを持ち上げながら本体機器へ挿し込む必要があった。
「OER-6」では挿し込み部の機構を改善したことにより、ボトルを持ち上げることなく本体機器へ挿し込むことができ、交換をワンステップで行える。これにより、作業の効率性が向上する。
より安心・安全な洗浄消毒作業を行うには、いつ・誰が・どの内視鏡を・どの装置で洗浄消毒したかなどの履歴情報を適切に管理することが重要である。
「OER-6」では、ポータブルメモリーポートによるデータ排出が可能になった。医療従事者向け会員制サイト「メディカルタウン」から専用ソフト「EndoTrace」をダウンロードすると、病院内のパソコンにて履歴管理が可能になる。
販売名:内視鏡洗浄消毒装置 OER-6
発売日:2020 年 12 月 1 日
本リリースに掲載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標である。
※1 医療機器の洗浄消毒方法の目安として用いられる判断基準で、内視鏡など粘膜に直接接触する機器を洗浄する際の水準。
※2 USB メモリ
関連先リンク:http://www.olympus.co.jp/
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