2020.10.01
富士フイルム株式会社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2020年度グッドデザイン賞*1において、画像診断ワークステーション「SYNAPSE SAI viewer V1.3」が「グッドデザイン賞」を受賞した。
製品の美しい外観のみならず、優れた性能や快適な操作性を実現するデザインなどに対する高い評価により、昨年の「グッドデザイン賞」に続き、2年連続で最多受賞を達成した。
今後も、同社は、外観デザインの美しさに留まらず、快適な操作性や優れた機能性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指していく。
*1 1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を母体とし、1988年より財団法人日本産業デザイン振興会(現公益財団法人日本デザイン振興会)の主催事業として運営される日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。
■「グッドデザイン賞」受賞製品
1)画像診断ワークステーション「SYNAPSE SAI viewer V1.3」
<グッドデザイン・ベスト100>
医師の画像診断ワークフローを支援するAIプラットフォーム。人工知能(AI)*2技術を活用して開発した、胸部CT画像から肺結節の候補を自動検出する「肺結節検出機能」や肺結節の性状を分析し、医師の所見文作成を支援する「肺結節性状分析機能」により、医師の負担を軽減し、効率的な画像診断をサポートする。
*2 AI技術のひとつであるディープラーニングを設計に用いた。導入後に自動的にシステムの性能や精度が変化することはない。
・審査員の評価コメント
早期発見、早期治療に必要な、CTなど医療画像からの病変検出を、AI技術を使って支援するシステムは医者と患者に大きなメリットをもたらしている。
また、検出だけでなく数値やグラフでの可視化、所見を書く作業のサポートなど、画像診断ワークフローが総合的に支援されている。
関連先リンク:https://www.fujifilm.com/jp/ja/
TEL:03-6271-2000
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