日本ストライカー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:水澤 聡、以下「同社」)は、膝靱帯再建術用固定デバイス「ProCinch(プロシンチ)」(以下「本製品」)を、2026年9月から全国の整形外科を対象に発売する。同社はこれまでスポーツメディスン領域において、関節鏡システム、半月板修復デバイスや人工靱帯などの製品を展開してきたが、本製品の発売により前十字靱帯(ACL)再建術に本格参入する。脛骨骨切り術や人工膝関節手術も含め、膝関節治療のトータルソリューションを提供していく。
ACLは、膝関節の中心部で大腿骨と脛骨をつないで膝の安定性を支える組織であり、スポーツ外傷のうち膝靱帯断裂の多くをACL断裂が占めている。本製品は、関節鏡視下で行われるACL再建術において、移植腱を大腿骨と脛骨に固定し、膝の安定性回復を支援するデバイスである。術者の操作性に配慮した設計を採用し、スーチャー(非吸収性縫合糸)の円滑な取り回しをサポートするスピードシャトル機能や、術者が固定状態を確認・調整しやすいようループ部分にマーキングを施していることなどが特長である。また、再建されたACLが緩むと術後のQOL(患者さんの生活の質)に影響を与えることがあるが、本製品は高負荷試験において緩みや変形が少なく、良好な固定性と、実際の膝関節にかかる荷重レベルを大きく上回る強度を示しているため(*)、患者さんの膝の安定性を長期にわたり維持することが期待できる。
本製品がACLをはじめとする膝靱帯再建のための治療ラインアップに加わることで、同社はより多くの患者さんが日常生活やスポーツ活動へ復帰することを支援できるようになる。今後も引き続き、医療の向上に貢献していく。
*Chapman G, Hannah J, Vij N, Liu JN, Morrison MJ, Amin N, et al. Biomechanical comparison of adjustable-loop femoral cortical suspension devices for soft tissue ACL reconstruction. Orthop J Sports Med. 2023;11(2):23259671221146788.
■日本ストライカー株式会社について
日本ストライカーは、米国・ミシガン州に本社を置くストライカーコーポレーションの日本法人である。ストライカーは医療テクノロジー分野におけるグローバルリーダーであり、お客様である医療従事者の皆さんとともに、医療の向上を目指している。医療・手術用機器、ニューロテクノロジー、整形外科分野などの幅広い領域において、革新的な医療機器・サービスを提供している。ストライカーは毎年、世界中で1億5千万人以上の患者さんに貢献している。詳しくはwww.stryker.com/jpを参照。
販売名: ProCinch靱帯再建システム
医療機器承認番号:30800BZX00044000
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