2026.08.06
富士フイルム、硬化可能オーバチューブ「ShapeShield」新発売 大腸の屈曲部や深部領域での内視鏡の操作をサポート
富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、内視鏡治療時における大腸の屈曲部や深部領域での内視鏡操作をサポートする硬化可能オーバチューブ「ShapeShield」を、富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川原 芳博)を通じて8月6日より発売する。
近年、胃や大腸など消化管の早期がん治療においては、EMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といった、患者の身体的負担の少ない低侵襲な内視鏡治療の普及が進んでいる。一包で、大腸深部におけるESDでは、解剖学的特性に起因して内視鏡操作の難易度が高く、安定した操作性の確保と、術者の高度な技術が求められている*1。
オーバチューブは、内視鏡の挿入性および操作性の安定化を目的として使用される器具である。今回発売する「ShapeShield」は、オーバチューブ本体の剛性を軟化状態と硬化状態に切り替えられる構造を採用しており、内視鏡操作の補助を目的に開発された。大腸の屈曲部や深部領域における処置時に、内視鏡のたわみにより挿入操作やトルク伝達が困難となる場合でも、本製品を硬化させることで内視鏡の不要なたわみを抑制し、操作性の向上が期待できる。
富士フイルムは、今後も独自技術を生かし、医療現場のニーズに応える幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる医療の質・効率・安全性の向上、人々の健康の維持・増進に貢献していく。
*1 日本消化器内視鏡学会,大腸ESD/EMRガイドライン第2版 https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/61/6/61_1321/_pdf/-char/ja
記
1.品名
硬化可能オーバチューブ ShapeShield
販売名:硬化可能オーバチューブ
項目:TR-1504A/TR-1507A
認証番号:304AABZX00083000
2.発売日
2026年8月6日
3.主な特長
(1)吸引でオーバチューブの硬化が可能
ShapeShieldは、吸引部から吸引を行うことでオーバチューブを硬化させる機構を備えている。これにより、大腸の屈曲部や深部領域における処置時に、内視鏡のたわみにより挿入操作やトルク伝達が困難となる場合でも、本製品を硬化させることで内視鏡の不要なたわみを抑制し、操作性の向上が期待できる。
(2)ユーザビリティ向上を目指した挿入部仕様
ShapeShieldは、チューブに柔軟性の高い素材と構造を採用している。これにより、軟化状態においてShapeShieldおよび内視鏡を体内に沿って挿抜することができ、スムーズな挿入をサポートする。また、内膜にはダブルバルーン用オーバチューブで培った親水性コートを採用しており、オーバチューブ内で内視鏡の挿入をスムーズに行えるよう設計されている。
▪問い合わせ
富士フイルムメディカル株式会社
マーケティング部
E-mail:shm-fms-hansoku@fujifilm.com
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