メニュー閉じる

2026.04.17

大阪けいさつ病院、腫瘍内科を新設し、がん薬物療法を横断的に支援―多職種・多診療科連携による質の高いがん医療体制を構築―

  1. がん治療
  2. 化学療法
  3. 悪性腫瘍

社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター

大阪けいさつ病院(所在地:大阪市天王寺区)では、2026年4月より腫瘍内科を新たに開設した。
がん診療の高度化・複雑化が進むなか、薬物療法を中心とした専門的かつ横断的な診療体制を整備し、院内におけるがん診療の質のさらなる向上を目指す。

■ 背景

悪性腫瘍の治療は、手術療法、放射線療法、薬物療法、細胞療法などを大きな柱として発展してきた。近年、とりわけ薬物療法の分野では、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤をはじめとする革新的な治療薬が次々と登場し、治療成績の向上に大きく寄与している。
一方で、治療選択肢の増加に伴う判断の複雑化、臓器横断的に出現する副作用への対応、がん種を超えた診断・治療方針の検討など、従来の臓器別がん診療科のみでは対応が難しい課題も顕在化している。こうした課題に対応する専門診療科として、腫瘍内科の役割が重要性を増している。

■ 同院腫瘍内科の特徴

同院腫瘍内科は、総合診療科をはじめとした各診療科との密接な連携を特徴としている。臓器別がん診療科と協働しながら、主に薬物療法を軸としたがん診療を横断的に支援する。
主な取り組みは以下のとおりである。

・化学療法に伴う有害事象や治療中のトラブルへの対応
特に、免疫チェックポイント阻害剤による副作用など、対応が困難な症例や治療方針の判断に悩む症例に対するコンサルテーションを行う。

・原発不明がん患者の診断・診療体制の構築
総合診療科と連携し、原発巣が明らかでないものの悪性腫瘍が疑われる患者さんに対する初期診療を担う。

・人材育成および教育・啓発活動
腫瘍内科医師の育成をはじめ、非がん診療科を含む各診療科や関連スペシャリストに向けた教育・啓発活動に取り組む。

■ 院内・院外の「ハブ」としての役割

これらの活動を通じて、臓器別がん診療科、化学療法委員会、緩和ケアチームなどとの連携を強化し、同院におけるがん診療をつなぐ「ハブ」としての役割を担っていく。また、地域医療機関からのご紹介にも対応する。

■ 対象疾患

・悪性腫瘍全般を対象とする。

■ 診療体制

腫瘍内科専門医が中心となり診療を行う。

・緩和ケアチーム
・がん薬物療法看護認定看護師
・がん薬物療法認定薬剤師

などの資格を有する多職種スペシャリストと連携し、包括的ながん診療を提供する。

■ 診療方針・コンサルテーション

院内で発生する化学療法に関するトラブル(特に免疫チェックポイント阻害剤による副作用など)や、腫瘍が疑われるものの診断に難渋する症例について、積極的にコンサルテーションに対応する。

原発巣が不明で悪性腫瘍が疑われる患者さんについては、腫瘍内科が初期診療を担当し、腫瘍内科カンファレンスにて各診療科が集まりディスカッションを行う。これにより、患者さんが適切で最善の治療を受けられるよう支援する。

■ お問い合わせ

診療内容等に関してご不明な点があれば、同院腫瘍内科または地域医療連携センターまで。
電話:06-6771-6051

TOP

「映像情報Medical」サイトへのアクセスありがとうございます。

本サイトは、国内の医療関係者(医師、技師、看護師等)を対象に、
様々な情報を提供させていただくことを目的としております。

新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です

一般の方や、国外の医療関係者に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

あなたは医療関係者ですか?

映像情報Medicalのご利用にあたってをご確認の上、対象の職種をクリックしてください。
 
医療関係者でない場合は、会社概要ページへお進みください。