島津製作所は、3月30日に床上走行式一般撮影装置「RADspeed Pro XF type」を、米国を除く海外市場※で発売する。本製品は、導入しやすい床上走行式構造でありながら、検査効率を向上させるオートトラッキング機能を備えた一般撮影装置である。医療現場で日常的に行われるX線検査において、医療従事者および患者双方の負担を軽減する。
床上走行式一般撮影装置は、床に設置したレールや支持構造上で、X線を照射するX線管装置を移動させて使用する。設置スペースの制約が少なく、導入コストを抑えやすいことから、天井工事を必要としない床上走行式装置の需要は海外市場を中心に高まっている。また、世界的に医療従事者不足と検査数増加が大きな課題として掲げられている。そのため、医療の質を維持・向上させるうえで、検査の効率化や作業負担の軽減につながる装置が求められている。
「RADspeed Pro XF type」は、臥位撮影台や立位スタンドの位置に合わせてX線管装置や撮影台の受像部が自動的に追従するオートトラッキング機能を備え、適切な照射位置を維持する。撮影者の経験や熟練度に左右されにくく、検査を効率化することで撮影業務の負担を軽減できる。また、X線管保持器にはタッチパネルディスプレイを搭載しており、撮影距離や撮影角度を確認しながらX線管装置の位置合わせが可能である。島津製作所は本製品を通じて、医療現場における検査効率の向上と作業負担の軽減に貢献し、安定・安全な検査環境を実現する。
※ 本製品は、日本国内での発売はない
新製品の特長
1. 検査効率を向上し作業負担を軽減
オートトラッキング機能により適切な照射位置を維持し、撮影時の位置合わせ作業を簡素化する。X線管保持器にはタッチパネルディスプレイを搭載しており、撮影距離や撮影角度を確認しながら位置合わせができるため、検査の効率化や作業負担の軽減につながる。
2. 多様な患者を想定した設計
高耐荷重設計に加え、安全センサーと操作位置の自由度が高いワイヤレスフットスイッチを備えた臥位撮影台を採用している。車椅子利用者や体格の異なる患者など、多様な患者の検査に対しても柔軟かつ安全に検査することができる。
3. 床上走行式構造による高い設置性
天井補強工事を最小限に抑えられるため、限られたスペースの撮影室や既存施設への導入が容易である。設置条件やコスト面の制約のある病院でも使用できる、実用性の高い設計となっている。
| 製品名 | 床上走行式一般撮影装置「RADspeed Pro XF type」 |
| 定価 | 264百万円~(税込み、システム構成や販売する地域により異なる) |
| 販売目標台数 | 発売後1年間で50台 |
【製造販売認証番号】(医療機器)
| 221ABBZX00210000 | 据置型デジタル式汎用X線診断装置 [診断用X線装置 RADspeed Pro] 据置型アナログ式汎用X線診断装置 据置型デジタル式汎用X線透視診断装置 電子管出力読取式デジタルラジオグラフ X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ |
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