2025.01.21
GEヘルスケアファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:福留 悦美、以下GEヘルスケアファーマ)は、超音波造影剤を含む医療用医薬品(体内診断薬)に関する情報提供体制を強化する新たなプロジェクトの実施を決定した。この取り組みの一環として、元来、同社が展開していた造影剤の専門知識を持つ医薬情報担当者(MR)の組織に、超音波造影剤の情報提供要請に迅速かつ正確に応える機能を追加し、再展開をすることになった。
日本の医療現場に応える対応策:
日本では、超高齢化社会が進行する中で医療リソースの効率的な活用や診断精度の向上が喫緊の課題となっている。造影剤を用いた超音波検査は、非侵襲的かつ迅速な診断を可能にする重要な手法であり、その普及と活用をさらに促進することが求められている。このことから、以下を発足する。
1.医薬情報担当者の配備
医療施設や医療従事者との直接的なコミュニケーションを担う専門スタッフを増強した。これにより、「ソナゾイド注射用16µL」を含む造影剤の特性や使用方法に関するご質問や情報提供要請に、迅速かつ正確に対応する。
2.エビデンスに基づく情報提供
最新の臨床データを基にした、エビデンスに基づく情報提供を強化する。これにより、医療従事者の診断や治療判断をより強力にサポートする。
3.デジタル技術の活用
情報提供プロセスを整理し、オウンドメディアのコンテンツ充実及びデジタル化することなどで、地域や時間を問わず迅速な対応が可能な体制を整備した。
GEヘルスケアファーマ株式会社 代表取締役社長 福留 悦美は次のように述べている。
「日本の医療現場が直面する課題はますます複雑化し、また患者さんのニーズも多様化しているなか、これに迅速かつ的確に対応することが私たちの責務です。今回の新体制は、現場で必要な情報をタイムリーに提供することで、より精確な診断と治療の実現に寄与することを目的としています。私たちはこれからも、確かな診断で信頼と安心をミッションに、日本の医療の未来を支える存在として、患者さん一人ひとりに最善の医療を届けるために全力を尽くしてまいります。」
GEヘルスケアファーマは、造影剤を中心とした医療用医薬品の製造販売におけるリーディングカンパニーとして、日本の医療現場が抱える課題に応え、医療の質の向上に取り組んでいる。今回の体制強化を通じて今後ともより一層、医療従事者の皆様に信頼されるパートナーとして、患者さんが求めるより良い医療の提供に貢献していく。
GEヘルスケアファーマについて:
GEヘルスケアファーマは、「プレシジョン・ケア」の実現に向けた診断技術のリーディングイノベーターというGEヘルスケアのグローバル戦略に基づき、画像診断用造影剤の開発・製造・供給を行っている。CT、MRI、核医学や超音波検査など高度な画像診断技術を支え、疾患の早期発見や個別化医療の推進に貢献している。日本市場においても、安全性と品質を最優先に、安定供給体制の強化に取り組み、信頼性の高い造影剤ソリューションを通じて質の高い医療の提供を支援している。
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