池上通信機株式会社は、大正製薬株式会社(以下 大正製薬)より、TIE-9000 seriesの高速処理対応型である「カラー・錠剤検査装置 TIE-9500」を、2019年7月に受注し2020年1月に納入した。
今回採用された「TIE-9500」は、大正製薬大宮工場(埼玉県さいたま市)にて運用される。大正製薬では、これまでも同社の錠剤検査装置が採用されていた。今回の選定にあたっては、「多品種に対応するとともに検査精度と安定性が高いこと」が条件となった。
豊富な納入実績から培った錠剤のハンドリングのノウハウを活かし、同社錠剤検査装置のフラッグシップモデルとなる高速処理対応型のTIE-9500を提案した。複数の錠剤で検査テストを重ね、高速処理はもちろんのこと、条件である検査精度・安定性ともに満足いただけたことと、現在お使いいただいているTIE seriesが順調に稼動していること、さらに、これまでの保守メンテナンスの対応を評価いただき、採用に至った。
また、同社の検査機は、お客様の生産ロスを軽減する取り組みの1つとして、搬入から本格運用まで短期間でセットアップが完了することを特長としている。実際に今回の納入現場でも、搬入後早期に稼働させることができ、お客様の生産ラインの停止期間を最小限に抑えることができた。
同社は、検査装置の性能・品質に加え、導入後の保守メンテナンスも重要な責務と捉え積極的に取り組み、今後もお客様のさまざまなご要望を取り入れながら医薬品の品質と生産性の更なる向上に貢献していくとしている。
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