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2022.09.27

Luxonus、「光超音波イメージング装置 LME-01」の医療機器製造販売承認を取得

  1. 超音波診断装置

株式会社Luxonus(ルクソナス)は、無被ばく・非造影で微細な血管を3次元で高解像度に可視化できる「光超音波イメージング装置 LME-01」について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)による審査を経て、2022年9月15日に医療機器製造販売承認(承認番号30400BZX00212000)を取得した。LME-01は、本邦初の光音響原理に基づく医療機器となる。

光超音波イメージング装置 LME-01について

LME-01は、無被ばくかつ造影剤なしで、これまで画像化が難しかった微細な三次元の血管像(血流情報)を短時間で可視化することが可能となる。

測定の際は体表に近赤外パルスレーザ光を照射して、光音響効果により体内の血管から発生する超音波を、独自技術の半球型超音波センサアレイにより検出し、血流の3D 画像を構築するシステムである。

自動スキャンにより、操作者に依存することなく安定した高精細な画像を取得することが可能である。非侵襲、無被ばくというだけでなく、簡便な操作性と再現性により、患者と医療従事者への負担を低減し、より快適な診断環境を提供する。

画像のモードは最大180mm×290mmサイズを5分以内で撮影する<Still撮影>、血流の動画を撮影する<Movie撮影>の機能を有しており、撮影部位や目的に応じた自由な使い分けが可能である。また、装置導入に際しては、遮蔽工事を必要としないので、設置場所を選ばず設置費用も軽減できる。

本装置はベッド型の検査装置である。受診者がベッド上で臥位または座位の姿勢を取り、ベッド上の撮影トレイに撮影対象の部位を置いたのち、レーザ照射とともに装置内部の半球形超音波センサが平面内でスキャンし、広い範囲を撮影する。取得された超音波信号はリアルタイムで画像再構成され、血管像が得られる。

 

 

同社は、独自の光超音波3Dイメージング技術を元に、複数の疾患について大学病院をはじめとする医療機関と共同研究を進めている。

これら研究の成果を臨床現場に適用し、さらなる適用拡大を目指し医療現場における課題解決と人々の健康な生活の維持、向上に貢献していく。

▪問い合わせ
株式会社Luxonus
https://www.luxonus.jp/

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