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2022.07.05

島津製作所、国内初・病院の放射線科専用受付システムを発売-患者に快適を提供し、業務効率を大きく向上-

  1. その他

島津製作所は、病院の放射線科専用の受付システム「MERSYS-IV™(メルシス フォー)(ラジエーションパッケージ)」を7月5日から国内で発売する。

MERSYS-IV(ラジエーションパッケージ)
拡張システムを導入すると、壁かけモニタで順番待ちが確認できる。

新製品は、受付機に診察券を挿入、または患者のリストバンドのバーコードを読み取らせることにより、放射線科で受ける検査への受付(チェックイン)ができるものである。

検査予約などで広く使用されている放射線科情報システム(RIS:Radiology Information Systems)と連携する無人受付システムの商品化は国内で初めてで、混雑する受付窓口でのストレスを大きく軽減する。

患者に快適な受付フローを提供し、医療スタッフの業務効率向上、人的ミスの回避、人手不足対策にも有効である。

※2022年5月発売済のRIS連携機能付き無人受付システムにおいて(同社調べ)

病院の放射線科では、日々、X線検査やCT、MRI検査など、画像診断装置による数多くの検査が行われる。

医師から指示を受けた通院患者や入院患者が放射線科を訪れるが、受付開始時刻の前から順番待ちの列が伸びることが常態化している病院もあり、患者のストレスにつながること、スタッフへの問い合わせも多いことなどから、改善を望む声が数多くあった。

新製品MERSYS-IV(メルシス フォー)(ラジエーションパッケージ)の導入により、患者は放射線科の前に設置された受付機で簡単に受付完了でき、出力された受付票を持って順番を待つスムーズなフローになるため、受付待ちの混雑が解消される。

受付時に、医師がRISに予約した検査オーダーと患者IDとの自動照合をするため、スタッフによる照合作業も不要になる。

受付業務を診療放射線技師が担っていることも多く、受付の順番待ちによる問い合わせや待合エリアへの案内業務などからも解放され、業務効率が大きく向上する。

新製品の特長

1. 診察券またはバーコードのみで受付完了

通院患者は診察券を受付機に挿入し、入院患者はリストバンドのバーコードを受付機に読み取らせることで、放射線科の受付(チェックイン)が完了する。人を介さずに、出力された受付票を持って指定の検査室の待合エリアで順番を待つ、スムーズで間違いのないフローが確立できる。

2. RISに登録された検査オーダーと自動照合

患者の検査は、担当医師が診察時にRISにオーダーし、予約されている。放射線科を訪れた患者のチェックインにより、患者IDとRIS上の検査情報が自動照合される。

3. 1台の受付機で、複数の検査室をカバー

放射線科には、一般撮影室、X線TV室、CT室、MRI室などがあり、多くの患者が訪れるが、MERSYS-Ⅳ(ラジエーションパッケージ)の受付機1台で、すべての検査室へのチェックインと受付票での案内が可能である。医療施設での運用方法により、受付機を増設することもできる。

4. 拡張システムにより、患者さんがより快適に

待合エリアにモニタを設置して、検査の順番待ちを確認できる拡張システムもある。患者はスタッフに問い合わせすることなく待ち時間を予測できるため、より快適に過ごせる。

販売名:受付システム「MERSYS-IV(ラジエーションパッケージ)」
構成:受付機本体
価格:7,540,000円(税別)
販売:株式会社島津製作所、島津メディカルシステムズ株式会社
製造:島津トラステック株式会社

詳しい製品説明についてはこちら

▪問い合わせ
株式会社 島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp/

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