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2022.05.27

GEヘルスケア・ジャパン、汎用超音波画像診断装置“LOGIQ Fortis”の販売を開始-よりスピーディで精密な診断をアシストするモバイルcSound-

  1. LOGIQ
  2. 超音波診断装置

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、汎用超音波画像診断装置“LOGIQ”シリーズの最新モデル「LOGIQ Fortis」(ロジック フォルティス)の販売を開始した。

「LOGIQ Fortis」は、フラグシップモデルであるLOGIQ E10シリーズが開発をリードするcSound技術をコンパクトに凝縮し、日本の顧客のニーズに対応するために画質、機能、デザインを突きつめた新製品である。

LOGIQ Fortis

高齢化による受診者数の大幅な増加により、患者一人ひとりが必要とされる医療の提供が難しくなる一方で、質を維持しつつ効率的に提供していくことがより、いっそう求められるようになっている。

このような中で、非侵襲性の超音波検査は体への負担が少なく、リアルタイムに観察部位を診断できることから、診断領域を問わずニーズの高まりが顕著にみられる。

そして、高齢の患者は検査室に行くことさえも困難である場合が多いことから、軽くて院内での持ち運びが容易であり、かつ精度の高い検査ができる超音波画像診断装置の開発が長らく求められていた。

今回販売を開始した「LOGIQ Fortis」は、超音波検査に従事する医師・ソノグラファーの負担を軽減し、精密な診察をスピーディに実現しなければならない医療現場のニーズに応えるよう、以下の特長を有している。

製品特長

▪迷いのない診断をアシストする高画質

LOGIQ Fortisには、フラグシップモデルのLOGIQ E10シリーズと同じcSound Imageformer*1)が搭載されており、近位部から深部に至るまで均一なイメージを提供するために全視野・全深度フルフォーカスを実現している。

XDclearプローブ*2)は単結晶の振動子を用いることに加え、Acoustic Amplifier技術により損失していたエネルギーの効率的な利用を可能とし、Cool Stack技術により熱損失を低減することで深部感度と分解能を最大化するために、日本で開発されたプローブである。

帯域幅の拡大により、従来2本のプローブを必要としていた周波数帯域を1本でカバーできるため、多忙な日常診療の中でも、精査・治療までの的確な判断をスピーディに下せるようにサポートする。

さらに、超高周波24MHzリニアプローブを採用し、近年要望が増えている皮膚科・整形領域においても高分解能かつ高感度な血流評価により、正確な診断をサポートする。

*1)cSound Imageformer

従来装置ではフォーカス近傍が明瞭に描出されているが、フォーカス以外の部分は明瞭に描出できておらず、関心領域に応じてフォーカスの位置を適宜変更する必要がある。

LOGIQ Fortisでは、フルフォーカスにより浅部も深部も明瞭に描出され、フレームレートも高い。

*2)XDclearプローブ

▪正確な診断をサポートする多様な機能

腹部や心臓から、血管、表在まで、さまざまな領域において誰もがシンプルに使いこなせることを目指した数々の先進アプリケーションを搭載している。

特にUGAPは、超音波信号の減衰量から減衰係数(AC)を推定し、Attenuation MAP(減衰マップ)を表示する。自動計測アルゴリズムとQuality indicator(クオリティマップ)の採用により、安定したデータ収集が可能である。

cSoundの高画質と相まって、誰もが使いこなせる先進技術を目指し、さまざまな機能をより使いやすく進化をさせた。

▪使い勝手が良く、カスタマイズが可能、ワークフローの効率化

誰もが手に取りやすく、使いやすいデザインを追求し操作パネルを一新した*3)。また、LOGIQ Fortisを施設の使用用途に合わせ、検査中によく使用するタッチパネルのカスタマイズができる。

作業関連運動器障害(Work-Related Musculoskeletal Disorders; WRMSD)はエコー検査においても古くから重要な問題と言われている。

LOGIQ Fortisの開発時にエコー検査者の作業姿勢について研究を行い、WRMSDのリスクが高い下肢検査と、心エコー検査の体勢の改善を目的としてデザインされた。

検査者の負担を軽減するエルゴノミクスを意識したデザインとして、世界三大デザイン賞の1つと呼ばれているIF Design Award 2022を受賞した。

*3)LOGIQ Fortis 操作パネル&スーパーローポジション

直感的に使用しやすい操作性を実現するために操作パネルを一新した。スーパーローポジションは、下肢検査においても体の負担を軽減するために設計されたエルゴノミクスデザインである。

▪その他、本資料に記載された装置の製品名/薬事販売名/医療機器認証番号は以下の通り

製品名:汎用超音波画像診断装置 LOGIQ E10s
医療機器認証番号: 302ACBZX00003000

発売日: 2022年2月25日(金)
初年度国内販売目標: 500台
メーカー小売希望価格:92,000,000円
※LOGIQ Fortisは汎用超音波画像診断装置LOGIQ E10sの類型。
※Fortisは、ゼネラル・エレクトリック社の登録商標。
※LOGIQ は、ゼネラル・エレクトリック社の登録商標。

販売名称:C1-6-Dプローブ 医療機器承認/認証番号:224ABBZX00168000
販売名称:C2-9-Dプローブ 医療機器承認/認証番号:224ABBZX00142000
販売名称:M5Sc-Dプローブ 医療機器承認/認証番号:225ABBZX00120000
販売名称:L6-24-Dプローブ 医療機器承認/認証番号:302ABBZX00005000

▪問い合わせ
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
コーポレート コミュニケーション 
Tel: 0120-202-021
https://www.gehealthcare.co.jp/

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