医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(以下GEヘルスケア)は、Point of Care向け超音波診断装置の新製品で、迅速で確かな診療をサポートする高画質とさまざまな診療科での医師の使い勝手に配慮した「Venue Fit™(べニューフィット)」を5月16日に発売開始する。
Point of Care超音波は、従来の検査室・診療室を超えて、救急・集中治療、麻酔科、整形外科、皮膚科、透析領域を中心に多岐にわたる診療科で時間をかけずに検査をすることを想定されている。
このことから、今回販売を開始したVenue Fit™は、医療従事者のニーズを確実に捉え、Venueシリーズ(Venue™ならびにVenue Go™)と同様の高画質と、フルタッチパネルによる直感的で簡便な操作性に配慮した仕様となっている。
より迅速かつ確度の高い診断が必要とされる救急・集中治療・麻酔科の現場では、医師が迷いなく使用できることが極めて重要とされており、多数のボタン操作を省くなど煩雑な操作の削減にも注力した。
さらに整形外科や皮膚科、透析領域等における日常診療での活用をしやすくするため、製品を軽量化し、コンパクトで省スペース、高いポータブル性も実現した。
さらには搭載される1時間バッテリーの残量の表示の視認しやすさや、操作者にストレスの少ないケーブルマネジメントなど、幅広いPoint of Care領域の医師の診断、治療をサポートする製品である。
Venue Fit™は、同社Point of Careフラグシップ製品のVenue™と比較し、56%の軽量化と16%の省スペース化を実現した。
さらに患者スキャン時に使用するプローブのケーブルが床に接触するリスクを大幅に軽減した設計により、施設内での装置移動時にも簡便で安心・清潔なケーブルマネジメントが可能となっている。
Venue Fit™は、同社LOGIQシリーズやVividシリーズのハイエンド装置に搭載しているcSoundビームフォーマー技術を採用。高画質を実現し、より瞬時に精度の高い診断、治療をサポートする。
また、独自のXDClear技術を用いた高周波リニアプローブ L4-20t RSプローブや、超高周波リニアプローブであるL10-22 RSプローブなどにも対応しており、特に整形外科や皮膚科、形成外科など、表在における高いイメージクオリティを提供する。
Venue Fit™は、14インチのフルタッチスクリーンにより、スマートフォンのような直感的で簡便な操作が可能である。
さらに最速7秒でスタンバイから起動しスキャン開始が可能で、クリーニングモードを使用することでフルフラットのスクリーンを簡単に清掃可能で、日常診療のさまざまな場面で、スピーディでフレキシブルな活用法が期待される。
また、一部のリニアプローブ※はボタンプローブ方式を採用しており、プローブに設けられた4つのボタンに好みの機能をカスタマイズできる。
両手がふさがってしまう状況下でも、手元で『フリーズ』、『カラードプラのON/OFF』、『深さの調整』などの調整することが可能となる。
※L4-12t-RSプローブ、L4-20t-RSプローブ
超音波を活用したさまざまな診療の場面で、装置から離れた状態であっても、このボタンプローブを使用することにより、単独で最適なタイミングで様々な手技を実施することが可能になる。
その他、本資料に記載された装置の製品名/薬事販売名/医療機器認証番号は以下のとおり。
製品名:Venue Fit
薬事販売名称:汎用超音波画像診断装置 Venue Fit
発売日:2022年5月16日(月)
医療機器認証番号: 303ACBZX00010000
製品名:L4-12t-RS
薬事販売名称:L4-12t-RSプローブ
医療機器認証番号:225ABBZX00154000
製品名:L4-20t-RS
薬事販売名称:L4-20t-RSプローブ
医療機器認証番号:302ABBZX00080000
製品名:L10-22-RS
薬事販売名称:L10-22-RSプローブ
医療機器認証番号:225ABBZX00169000
▪問い合わせ
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
コーポレート コミュニケーション
Tel: 0120-202-021
https://www.gehealthcare.co.jp/
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