株式会社フィリップス・ジャパン(以下 フィリップス)は、「Ingenia 1.5T(インジニア1.5テスラ)」ならびに「Ingenia 3.0T(インジニア3.0テスラ)」を最新MR装置(磁気共鳴画像装置)である「Ingenia 1.5T Evolution/3.0T Evolution(インジニア1.5テスラエボリューション/3.0テスラエボリューション)」へアップグレードする「SmartPath to Ingenia Evolution」の販売を9月1日(水)より開始する。
「SmartPath to Ingenia Evolution」は、既存の「Ingenia 1.5T/3.0T」に患者中心の検査環境を改善する新たな機能である「SmartWorkflow(スマートワークフロー)」ソリューションを搭載するアップグレード装置である。
「SmartWorkflow」ソリューションは、「患者に不安を与えないガイド機能、AIが実現する高い検査精度、効率化されたワークフロー」のコンセプトに基づき、MR検査全体に一貫性をもたせ、患者が望む医療サービスの向上とオペレータの負担低減の両立を図ることで、年々増加するMR検査に望まれる生産性ならびに効率性を高める。
さらに、最新の高速撮像技術である「Compressed SENSE」は、2D、3D撮像および、すべての撮像領域に対し、最大50%[1]以上の撮像時間の短縮を実現するとともに、同じ撮像時間で今まで以上の高空間分解能化を図ることが可能となる。
既存の「Ingenia 1.5T/3.0T」を最新のMR装置「SmartPath to Ingenia Evolution」にアップグレードすることで、ルーチン検査はもちろん臨床研究などあらゆるニーズに対し、一貫して高いクオリティの検査を提供し、確信の持てる診断に貢献する。
「SmartWorkflow」ソリューションが患者中心の効率化された検査環境を提供する。タッチレス呼吸同期システム、自動センタリング、患者に安心感を与えるガイダンス機能、自動化された撮影オペレーションを代表とするワークフロー改善機能、寝台上の快適性を改善する「ComfortPlus Mattress(コンフォートプラスマットレス)」などにより、不安や苦痛といった患者が受ける検査中のさまざまなストレスから解放し、一貫性の高い検査を可能とする。
タッチレス呼吸同期システムである「VitalEye(バイタルアイ)」は、高精細な赤外線システムを用いることで呼吸センサを使用せずに同期撮像を行うことで、ワークフローの改善ならびに呼吸同期撮像の応用範囲を広げる。
さらに、呼吸認識アルゴリズムにAIを応用することで、咳などの不規則な動きを排除し、従来の呼吸センサよりも精度の高い同期撮像が可能となる。
最新の高速化技術であるCompressed SENSEは、イメージクオリティを損なうことなく最大50%の撮像時間短縮※を図れる。
また、撮像時間を延長せずに60%の空間分解能向上※を図ることもでき、限られた検査時間の中で確信度の高い画像診断を行うためのさまざまなニーズに対応することができる。
頭部、腹部、整形、心臓領域における解剖情報を得るための2D、3D撮像およびダイナミック撮像など、ルーチン検査での幅広いニーズに対しシームレスな対応を実現する。
※ Compressed SENSEを併用しない撮像と比較した場合
関連先リンク:https://www.philips.co.jp/
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