2025.09.12
髄膜炎が疑われる場合、診断のために腰椎穿刺(LP)が必要とされる。LPで採取された脳脊髄液での白血球数(WBC)増加は髄膜炎を強く示唆するが、LPは若年患者では有害事象リスクが高く、さらにtraumatic tapの場合には髄液検査の解釈にも困難を生じる。
スペインISGlobalのAjanovicらは、高解像度超音波(HRUS)デバイス(Neosonics(R))とディープラーニングモデルを用いて、開存する大泉門を通して髄液中の白血球の後方散乱信号を検出する技術を開発し、スペイン、モザンビーク、モロッコの5施設において髄膜炎が疑われる生後24ヵ月未満の患者(n=76)で、この非侵襲的WBC分類法の妥当性を検証する前向研究を実施した。
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