2023.08.25

フォトンカウンティングCTは新生児でも優れた画像化

カテゴリ

心疾患
原文タイトル

Photon-counting versus Dual-Source CT of Congenital Heart Defects in Neonates and Infants: Initial Experience
ジャーナル名

Radiology
年巻号ページ番号

2023 June, Radiology 307: e223088
著者

Timm Dirrichs
所属

From the Department of Diagnostic and Interventional Radiology (T.D., E.T., E.D., C.K.K.), Department of Pediatric Heart Surgery (A.R., T.D.N.), and Department of Pediatric Cardiology (J.H.), RWTH Aachen University Hospital, Pauwelsstr 30, 52074 Aachen, Germany

背景

フォトンカウンティングCT（PCCT）は低線量でもノイズの影響を受けにくい次世代CTであり、成人を対象とした研究ではCT画像化を改善することが示されているが、乳幼児・新生児でのデータは不足している。
ドイツRWTH Aachen University のDirrichsらは、2019年から2022年に先天性心疾患が疑われる小児患者（日齢中央値66日）に対し、心臓・胸部大動脈のPCCT（n=30）またはデュアルソースCT（DSCT, n=84）の超高ピッチ撮影を行い、放射線量と画質を比較する前向解析を実施した。

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