2022.03.11

発症後長時間経過の血栓回収可能性をCTAで評価できるか

カテゴリ

循環器疾患
原文タイトル

Symmetric CTA Collaterals Identify Patients with Slow-progressing Stroke Likely to Benefit from Late Thrombectomy
ジャーナル名

Radiology
年巻号ページ番号

2022 February, Radiology 302: 400
著者

Robert W. Regenhardt
所属

Departments of Neurology, and Neurosurgery, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School, 55 Fruit St, WACC 729C, Boston, MA, USA

背景

脳梗塞患者における虚血コア増大の時間的パターンを明らかにすることができれば、血栓回収療法の対象患者をさらに拡げられるかもしれない。Massachusetts General HospitalのRegenhardtらは、2007～2009年に行われた臨床試験データの二次解析を行い、入院時にCT血管造影を受け、その後48時間以内に3回以上のMRI検査を受けた主幹動脈閉塞（LVO）脳卒中患者における、側副血行路（collaterals）の状態と、その後の虚血コア増大の関連を評価した（n=31）。

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