• 「ケレンディア®」、「ニュベクオ®」、「アイリーア® 8 mg」などが力強い成長を継続
• 直近数カ月に3つの主要製品を含む4件の新たな承認を取得
• アンメットメディカルニーズが高い心・腎・代謝領域、オンコロジー領域における開発を推進
バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:アシュラフ・アルオウフ、以下「バイエル薬品」)は本日、主要製品の最新動向や開発パイプラインの進展、研究開発の取り組みおよび直近達成したマイルストーンなどについて発表した。
バイエル薬品は最近、心・腎・代謝領域、オンコロジー領域および眼科領域において、主要製品の新たな適応に関する薬事承認を取得した。心・腎・代謝領域では、非ステロイド型選択的ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬「ケレンディア®」が、2025年12月に慢性心不全※a に対する適応追加認を取得した。オンコロジー領域では、経口アンドロゲン受容体阻害剤「ニュベクオ®」が前立腺がん※b に続き、2026年3月にアンドロゲン受容体陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌の適応追加承認を取得し、「ニュベクオ®」をベースとした治療法を通じ、がん患者さんの治療アウトカム向上に寄与している。また、眼科領域では、同月に眼科用VEGF阻害剤「アイリーア® 8 mg」が、網膜血管疾患による視力喪失の2番目に多い原因である網膜静脈閉塞症※1 に伴う黄斑浮腫に対する適応追加承認を取得した。さらに、画像診断領域においては、MRI造影剤「アムベルビスト®」が、世界に先駆け日本で製造販売承認を取得し、日本で利用可能な環状型MRI造影剤の中でガドリニウムの含有量が最も少ない製剤として、ニーズに応えることが期待されている。
業績面では、2025年のバイエル薬品の売上高が1,991億円※2(以下、薬価ベース)となり、主要製品がビジネスをけん引した。特に主要製品の売上伸長は顕著で、「ケレンディア®」は前年比80%増※2、「ニュベクオ®」は同36%増※2、「アイリーア® 8 mg」は同130%増※2 と、力強い成長を示している。バイエル薬品はアンメットメディカルニーズの高い疾患領域に引き続き注力し、戦略的な市場展開を通じてさらなる成長を目指す。
既存製品の価値最大化に注力する一方で、画期的な治療法についても開発後期の候補を複数有している。2026年には、日本国内で14件の第II相および第III相臨床試験が実施中もしくは開始予定であり、オンコロジー領域に加え、脳卒中や肥大型心筋症を含む心・腎・代謝領域など、アンメットメディカルニーズの高い疾患に重点的に取り組んでいる。これらの開発後期候補の約半数は、2026年から2028年にかけて新たな展開が期待される。
バイエル薬品代表取締役社長のアシュラフ・アルオウフ氏は次のように述べている。「バイエル薬品は、イノベーションによって医療の進展を加速させることに強い情熱を持っています。注力領域である、心・腎・代謝領域、オンコロジー、眼科領域においては、主力製品を通じて患者さんの治療に貢献し続けるとともに、将来の成長ドライバーとなるイノベーションを創出する新たな展開を推し進めていきます。また、企業文化の変革を通し、画期的なソリューションをより迅速に届けられるよう、革新的イノベーションの実現に挑戦していきます」
さらに、バイエルはイノベーションのリーディングカンパニーとして、グローバルにおいて、プラットフォーム企業や外部パートナーシップなど、多様な形で共創を強化しており、特に循環器、オンコロジー、神経・希少疾病、免疫疾病に注力している。日本においても2025年12月に、ドイツ・バイエル社の完全子会社であるAskBio社の2つの開発中の遺伝子治療候補製品 AB-1005と AB-1002および、同じくドイツ・バイエル社の完全子会社であるBlueRock社の開発中の細胞治療候補製品 bemdaneprocelが、厚生労働省より先駆的再生医療等製品に指定された。AB-1002は NYHA心機能分類Ⅲ度の成人非虚血性心不全※c、AB-1005とbemdaneprocelはパーキンソン病を対象としている。
また、アカデミアや創薬スタートアップなどとのコラボレーションも加速させている。その一環として、世界4拠点で展開するインキュベーションネットワーク「Bayer Co.Lab」の1つを日本に置いている。さらには、2025年よりグローバルアクセラレーションプログラム「Bayer Co.Lab Connect」を立ち上げ、日本全国のスタートアップと迅速につながると同時に、世界各地のバイエル拠点と連動するグローバルネットワークとして機能するなど幅広く支援している。
バイエル薬品は、バイエルのビジョンである「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、今後も、アンメットメディカルニーズに対応する革新的な治療法を日本の患者さんへ提供するとともに、イノベーションの主要分野でサイエンスリーダーとなるべく、さらに進化していく。
注釈:
a. ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
b. 効能・効果 「遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌」および「遠隔転移を有する前立腺癌」
c. 予定される効能・効果・性能 「標準治療で効果不十分な、非虚血性心疾患による、左室駆出率が低 下したNYHA心機能分類Ⅲ度の心不全」
References:
1. Laouri M, et al. Eye (Lond) 2011;25:981–988
2. Source: Copyright © 2025 IQVIA. Calculated based on JPM Dec 2024 MAT/Reprinted with permission
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業である。私たちのミッション「Health for all, Hunger fornone(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、バイエルの製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献している。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力している。同時に、収益力を高め、イノベーションと成長を通して企業価値を創造することも目指している。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっている。2025年のグループ全体の売上高は456億ユーロ、従業員数は約88,000名、研究開発費は58億ユーロである。詳細はwww.bayer.comを参照。
医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業を通じて、日本の患者さんのための治療に変革をもたらす持続可能な取り組みを推進している。医療用医薬品部門では、アンメットメディカルニーズの高い循環器・腎・代謝領域、オンコロジー領域、眼科領域などのスペシャリティ領域、画像診断領域にフォーカスし、革新的医薬品の提供を通じて高齢化が進む日本の患者さんの健康寿命の延伸とQOLの向上に努めている。コンシューマーヘルス部門では、赤ちゃんの「人生最初の1000日」に適切な栄養を届けるため、女性の妊娠前から妊娠期間および産後・授乳期を通じて栄養をサポートするサプリメントなどに注力している。詳細はwww.pharma.bayer.jp, Facebook,YouTubeを参照。
バイエル薬品株式会社
2026年4月22日、大阪
この件に関するお問い合わせ先:
医療用医薬品部門 広報 代表 Tel: 03-6266-7255 イライザ・ハン(080-1454-8105)、山田(03-6266-7741)

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