キヤノンメディカルシステムズ株式会社 は12月14日(日)、「画論The Best Image」を東京・有楽町の国際フォーラムで開催した。1993年から今回で33回目を迎えた。
「画論 The Best Image」は、診断・治療に有用な画像のクオリティ、被検者へのメリット、テクニックの創意工夫など、クリニカルバリューを総合的に判断し「画像診断技術の発展と医療への貢献に役立つ画像」として多くの施設で共有していく試みでもある。
403件の応募の中から選ばれた40件の上位入賞者が本選に臨んだ。CT、MR、超音波の各部門に分かれての最終審査でのプレゼンテーションと、最終審査で選定された最優秀画像の結果発表式が行われ、Web配信も実施された。
各部門の最優秀賞、および各賞の受賞施設は以下の通り。
▪CT
▪MR
▪超音波
最終審査時間に「特別講演」が行われる。今年は“CT国内導入50年”にあたり、“CT”の同社の足跡をたどる2講演が行われた。
演題1:「CT開発の歴史とCT検診の発展に向けて」
演者 森山 紀之 先生(医療法人社団 進興会 理事長)
座長 粟井 和夫 先生(地方独立行政法人 広島県立病院機構 理事長)
演題2:「CT温故知新」
演者 片田 和広 先生(藤田医科大学 名誉教授)
座長 粟井 和夫 先生(地方独立行政法人 広島県立病院機構 理事長)
式の締めくくりに、キヤノンメディカルの代表取締役社長・瀧口登志夫氏が挨拶を行った。
今年はX線CTが国内で臨床を開始してから50年、またX線が発見されて130年という節目の年にも当たる。
この歴史に大きく関わってきた先生方とともに成長してきたわれわれにとって、非常に重要な年であった。特にX線CTに関しては少なからず国内でのX線CTによる画像診断の発展に寄与できたと自負している。
特別講演でお話しいただいたように、先生方のご指導によりさまざまなイノベーションを起こし臨床に役に立つ技術や製品を世の中に送り出すことができた。
この歴史の中にはCTに限らず、X線をはじめ超音波、MRIなど、さまざまな活動が刻まれているが、これから先もこの画論を通して、引き続き医療界に貢献していきたいと思うと述べた。
次回、「画論34th The Best Image」は2026年12月13日(日)に予定されている。
▪問い合わせ
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
https://jp.medical.canon/

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