株式会社フィリップス・ジャパンは「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブをもち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めている。
同社は、RSNA2019(第105回北米放射線学会)で発表したPhilips CT 5000 IngenuityおよびPhilips CT 6000 iCTの国内販売を開始する。同社では、お客様ごとに異なる課題を解決するためのCTソリューションとして、2層検出器を搭載した最上位モデルIQon Spectral CT、さらにはTube for lifeという新しいコンセプトを掲げたIncisive CTなどをすでに販売している。
今回 CT 5000 Ingenuity、CT 6000 iCTが製品群に加わり、臨床、運用、財務、安全性の観点から、幅広いソリューションを提供することでお客様のさまざまな課題を解決する。
■CT 5000 Ingenuity、CT 6000 iCTの主な特長
1)画像再構成時間の短縮
当社従来製品に比べて最大1.6倍高速化(当社比)。
2)運用効率の向上※1
寝台移動制御および画像再構成の効率性が向上し、検査時間を最大24%短縮。ユーザインタフェイスの改善により、検査中に開くページ数や選択項目を簡素化。当社従来製品よりもクリック数が最大66%減少。
3)最上位機種と同じ逐次近似再構成(IMR Platinum)の搭載が可能
最大90%ノイズ低減が可能※2 。低被ばくおよび高画質の両立を実現。
4)サイバーセキュリティ強化
Windows 10の導入により、大切な患者情報やシステムを守るためのセキュリティを強化。
この他、CT 5000 Ingenuity、CT 6000 iCTには最上位機種でも搭載されているデジタルタイプの検出器 NanoPanel Elite、ノイズ低減率最大55%の逐次近似応用再構成法iDose4、金属アーチファクト除去再構成法 O-MARが標準搭載されており、低被ばく高画質を実現するCT検査をサポートする。
また、選択率の高いオプションのパッケージ化により、低コストのソリューションを提供する。
(注)掲載の内容にはオプションを含む
※1 マルチフェーズ肝臓CT検査を使用した研究
※2 MEDICAL PHYSICS INTERNATIONAL Journal 2013-02-p147
関連先リンク:https://www.philips.co.jp/
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