販売企業: 富士フイルムメディカル株式会社
胸部CT画像から、異常所見が疑われる領域を性状ごとに分類し、それぞれの大きさを算出する*3ことで、間質性肺疾患の診断を支援する間質性肺疾患解析ソフトウェアです。
●胸部CT画像から肺の解剖学的構造(肺野*1、血管、気管支)を識別したうえで、画像特徴パターンに基づいて性状(正常、すりガラス影、網状影、コンソリデーション、蜂巣肺*2、透過性亢進肺*3)を自動で分類し、同時にそれぞれの大きさや割合を自動的に算出します。
●異常所見の分布を詳細に確認できるよう、肺野を肺葉ごと*4に分割し、各領域における異常所見の大きさや割合を表示します。
●同一患者の過去の検査画像と現在の検査画像を並べて、性状別や領域別のデータを切り替えながらグラフ表示することで、進行状態を確認できる機能も備えています。
*1 体の正面から胸部をX線で撮影した際、その左右に黒く写る「肺そのもの」のこと。
*2 ハチの巣のような輪状の陰影が集合したもの。
*3 肺気腫など、空気が多くなることで健常の肺と比べるとCT画像上で黒く見える領域の総称。
*4 右上葉/右中葉/右下葉/左上葉/左下葉に分割。