製造販売企業: 富士フイルムメディカル株式会社
「FCT iStream」の高画質な画像の提供と検査ワークフローの効率化のコンセプトをそのままに、CT撮影時に心臓の動き(拍動)によって生じる画像のブレを低減する技術を新たに搭載。
また、AI技術を活用して開発した自動化ソリューションも搭載し、検査ワークフローの効率化を実現した64列128スライスのCTシステムです。
●高画質化機能と自動化ソリューションの適用対象を拡大したモデルです。
●心臓CT撮影時に生じる拍動による画像のブレを低減する機能Cardio StillShot*3と、胸部CT撮影時に体動による画像のブレを低減する機能Body StillShot*3により、画像診断の精度向上をサポートします。
●AI技術を活用して開発した機能で、寝台上の被検者の特徴点を検知し、スキャノグラム撮影*4開始位置に寝台を移動する自動ポジショニング機能AutoPositioning*2*3*9と、撮影されたスキャノグラムから撮影範囲を自動設定する機能AutoPose*2*10を搭載しました。
●3D画像解析システム「SYNAPSE VINCENT Core(シナプス ヴィンセント コア)」*5と接続して使用することで、医療現場でのシームレスな検査・診断を支援します。
*1 FCT iStream Plusは、FCT iStreamの操作卓CT-OC-23D搭載モデルの呼称。
*2 AI技術のひとつであるDeep Learningを活用して開発した機能。導入後に自動的に装置の性能・精度が変化することはない。
*3 オプション機能。
*4 スキャノグラム撮影は、CTにおいて撮影範囲を決めるために最初に行う撮影。
*5 SYNAPSE VINCENT Coreは、SYNAPSE VINCENTの多彩な解析アプリケーションのうち放射線科領域向けの解析機能に特化したソフトウェア。
*9 位置決め時の寝台移動を補助する機能であるため、投光器(ライトローカライザ)を用いて、操作者が最終的に目視及び手動で位置決めする必要がある。
*10 自動算出された撮影範囲は操作者による確認、調整が必要。