販売企業: 株式会社東陽テクニカ
PCのPCIeバスに接続して使用するX線画像撮影装置用の専用画像処理ボードです。フラットパネルディテクタ並びにX線源、X線源制御ユニットなどとの接続並びに通信はTC5が行い、取得したX線画像はフラットパネルからTC5に転送されMX300eに転送されます。MX300eは画像データを受け取ると、パネルの較正データの適用、画像処理を実施し、DVIコネクタへ画像を出力し、PCIeバス経由でデータをワークステーションPCに記録することができます。このとき、
ワークステーションPC側のモニタを含めて合計で最大3画面での画像表示をさせながら、X線画像の撮影並びに読影が可能となります。以下に、MX300eが提供する主な機能を示します。
●ボード型X線医用画像処理ボード
●X線画像処理機能(回転、反転等)
●PCI Exprss インタフェース
●1000BaseT Ethernet 接続による高速データ転送
●DVI出力(2系統)による2画面出力
●取得したX線画像の画像処理並びにデータの転送(PCIe経由)
・2Dモーション補正付リカーシブフィルタ
・空間ノイズリダクション(10フレーム/秒まで、LIH)
・ディジタルローテーション並びにリサイズ
・マルチバンドコントラスト強調フィルタ
・画像ハーモナイゼーション、エンハンストフィルタ(CardioVascular向画像処理)
・エッジ強調(コンボリューションフィルタ)
・自動ウィンドウレベルと画像反転
●DVIによる2画面画像出力(独立した回路を搭載。それぞれ別の画像を表示可能)
・デュアルリンクDVI
・オーバレイ機能搭載