製造販売企業: 株式会社杏林システマック
大腸CT検査の際に腸管内へ適切な量と圧力で炭酸ガスを自動的に送気することを目的とした装置です。
炭酸ガスは吸収が早いため圧力が下降しがちですが、装置は圧力が低くなった場合でも追加送気を行い、圧力を維持します。
圧力の設定値は送気中に変更することが可能で、拡張の状態に応じた変更が可能です。
●本装置は、比例電磁弁と流量センサ・圧力センサにより、炭酸ガスを設定した圧力になるよう自動的に送気量をコントロールし、圧力を監視しながら送気を行います。
●患者の体位変換などにより一時的に設定圧力よりも高くなった場合、自動的に圧力を開放し、元の圧力を維持します。
●電源投入時に流量センサと圧力センサの故障を検出し、ボンベの圧力をチェックします。異常時には操作パネルに異常個所が表示されます。
●電源を切ってもリセットされない積算量が確認出来ます。ボンベ交換時にリセットすれば使用量の目安に利用出来ます。
●装置上部のトレイは準備用品の置場として使用でき、取り外して洗浄できます。また、装置前面は電源スイッチとタッチパネルのみで突起物がなく、曲面の形状であるため消毒剤による拭き掃除が容易に可能です。
●ボンベを覆うカバーを前面に採用。検査室の雰囲気を保ちます。