2025.11.14
コンタクトスポーツにおけるスポーツ関連脳震盪の問題が注目を集めて久しいが、脳震盪と診断されていないケースでも繰り返される頭部への衝撃(Repetitive Head Impacts)が慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy)を引き起こすとするデータが現れている。では、RHIsの代表的事例であるサッカーにおけるヘディングは、どのような脳病理によって認知機能の低下を引き起こすのか。
アメリカAlbert Einstein College of MedicineのSongらは、ニューヨーク市近郊で、5年以上のプレイ経験を持つ18~55歳のアマチュアサッカー選手を対象に、過去12ヵ月間のRHIsと、拡散核磁気共鳴画像(MRI)における灰白質と白質の境界面(gray matter-white matter interface)の損傷との関連を検証する横断研究を実施した。
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