放射線治療システム　Elekta Synergy®

機能説明

Patient-centric

エビデンスベースの治療の適用は、十分な情報に基づいた治療技術の選択や治療成績をもたらします。患者重視の治療計画ソリューションや統合的治療情報管理システムであるMOSAIQ®を組み合わせることによって、Elekta Synergyのユーザーは単一のアプリケーションからすべての放射線治療情報にアクセスすることができます。

Unmatched Clinical Confidence

IGRTが放射線治療の不可欠な要素のひとつである中、Elekta Synergyは各種の診断装置を介して状況に適した画像を送る機能だけでなく、例えば業界最大クラスのIGRTのFOVといった、多くの独自の特長も備えています。そのことが、プロセス全体を通してそれぞれの患者さんに適した治療を実施することを可能にします。

Digitally Controlled, Clinically Focused

確信を持って個々の治療にあたるためには、その実績の正確性と信頼性は欠かせません。エレクタの第6世代の統合デジタルコントロールシステムにより、Elekta Synergyは多種の技術を活用する柔軟性の高い治療と先進のIGRTガイダンスをシームレスに組み合わせることができます。また、45cmのクリアランスがノンコプラナー照射を実施できるだけの動きの自由度を提供しています。

Flexible Beam Shaping

Elekta SynergyのMLCはその革新的な設計により、ターゲットにはさらに高い線量を投与したいという臨床的要求を満たしながら、危険臓器への線量を減少させる可能性をもたらします。また、自動追尾するバックアップのコリメーションが、ターゲットに隣接する危険臓器への不要な線量をさらに減らします。
連続してリアルタイムで光学的に検証する機能を備えたデジタルコントロールシステムが、さまざまな照射技術において、より速く安全で正確な照射を可能にする精密なリーフの配置を実現します。

Active Motion Management

今日の放射線治療技術において腫瘍により高い線量を照射する際には、患者ポジショニングの正確な再現のみならず、位置決め画像取得時および照射時における体内の動きの管理も求められます。エレクタが提供するソリューションは、マージンの縮小と安全な線量増加を実現しながら、患者さんを固定し動きを積極的に管理するという課題に取り組んでいます。

Expanding Clinical Practice

ますます多くの医療施設が、定位放射線治療の適用拡大に取り組んでいます。
この分野をサポートするために、Elekta Synergy はエレクタの各種の定位用アクセサリーと互換性を持つように設計されており、定位放射線治療を容易かつ効果的に導入するためのオプションを提供します。外付けmMLC を含む各種の定位用アクセサリーによって、定位ラジオサージェリーと定位放射線治療が可能です。さらに、エレクタが提供するQAツールによって、治療結果を素早く正確に確認して、治療が計画通りに行われたと確信できます。