PET・CT装置　Biograph mCT

機能説明

Shared Roomコンセプト PET・CT検査室とCT検査室を共用する、それがShared Roomコンセプトです。1つの検査室・1つの装置・1つの運用チームで、PET・CT のみならず、CT単独検査まで、Biograph mCTで 行う環境を提案します。驚異的なスループットは、多くのPET・CT検査を行なうだけでなく、無駄な装置待機時間を解消し、高品質なCT検査を速やかに実施することができるため、貴重なスペース・時間などのコストを節約しつつ、稼動効率、運用効率の向上を実現できます。

5～8minPET&高性能CT 広範囲を高速かつ高精細に撮影可能な高品質CT、短時間検査が可能な高分解能PETは、これまで想像し得なかった迅速な検査が行なえます。高画質を維持し従来の約1/4。短時間PET検査実現への可能性が拡がります。検査枠を30分から半分の15分まで短縮させることができ、スループット向上に大きく貢献します。また、頭頂から足先にいたる完全全身検査も最大194cmを短時間で行なえます。(オプション利用時)

HD・PET、ultraHD・PETのメリット(均一性) 視野全体にわたり、中心から辺縁まで画像の歪みを抑え、どのポイントにおいても正確な画像を得ることができます。

HD・PET、ultraHD・PETのメリット(分解能) HD・PET、ultraHD・PETは全視野で2mm台の均一な分解能を実現。検出能の向上、細部描出能が向上します。

HD・PET、ultraHD・PETのメリット(コントラスト) HD・PET、ultraHD・PET は 従来装置比較でそれぞれ約2倍、及び4倍の飛躍的なS/N向上を実現。高分解能画像と共に、イメージの明度もアップします。

新たな画像再構成法「Time of Flight」 従来PET装置における画像再構成では、4方向のLOR投影データを統合した場合、画像は顕著なぼけが生じたイメージとなっていました。しかし、ultraHD・PETでは、HD・PETによる分解能、コントラストの向上に加えて、Time of Flight(TOF)法による時間差によって限定された範囲を用いるため、実像に近いぼけの少ないイメージを得ることができます。