- 著 者
- 武藤俊一(千葉ろうさい病院 中央放射線部)
はじめに
乳腺領域において従来の全身用PETは課題が多い。まず、空間分解能が他の検査と比べて低い。さらに、乳房は前胸部に位置しているため、仰臥位では呼吸による影響が大きい。そして、FDGは健常な乳腺組織にも生理的な分布がある。これらのことより、1cm未満の小さな乳がんの検出、評価が難しいと考えられていた。
本稿ではITEM2026の各社の展示エリアにて、乳腺領域を診断する目線で、従来の全身用PETで課題となっていた空間分解能改善のための工夫は?呼吸性移動による検出能の低下に対する工夫は?と乳腺の診断を目的とする際に必要となる技術を伺った。
以下に、各社の回答と最新のテクノロジーを報告する。
キヤノンメディカルシステムズ
キヤノンメディカルシステムズでは、Cartesion Prime / Luminous Editionを紹介していただいた。
高いTime-of-Flight(TOF)時間分解能と感度による優れた画質を得ることができる。さらに、大視野の半導体PET検出器と、高速撮影が可能な80列CTを組み合わせ、効率的な検査を実現した。
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2026.10.23
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