2026.10.23

トロポニン検査で中等度リスクとなった救急胸痛患者でのCT冠動脈造影はベネフィットなし:TARGET-CTCA試験

  1. 冠動脈疾患(CAD)
  2. 冠動脈造影CT
  3. 心筋梗塞
  4. 胸痛

背景

高感度心筋トロポニン(hs-cTn)検査は救急外来の急性胸痛患者における心筋梗塞の安全な除外を可能にしたが、hs-cTn検査で中等度リスクと判定された患者では除外後にも心血管イベントのリスクが高いことが知られている。ガイドラインはこの集団におけるCT冠動脈造影または負荷イメージングを推奨しているが、アウトカムへの影響は未詳である。
イギリスUniversity of EdinburghのLeeらは、同国14ヵ所の救急外来を受診し、心筋梗塞が除外されたがhs-cTn検査で中等度リスク(5 ng/L超)と判定された患者を、CT冠動脈造影ガイド治療または標準治療へと割り付け、心筋梗塞または心原性死亡(複合エンドポイント)を比較する多施設共同ランダム化比較試験、TARGET-CTCA試験を実施した(n=3,170)。

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