2026.09.11

Virtual Native Enhancement技術は造影剤なしの心筋瘢痕診断を可能にするか

  1. AI(人工知能)
  2. 心筋梗塞
  3. 心筋瘢痕
  4. 心臓MRI(CMR)

背景

陳旧性心筋梗塞での心筋瘢痕(myocardial scar)と線維化の評価におけるゴールドスタンダードはガドリニウム遅延造影MRI(LGE-MRI)であるが、造影剤の投与を必要とする。Virtual native enhancement(VNE; 仮想ネイティブエンハンスメント)は、生成AIを用いてシネ画像・native T1画像の固有信号を強調することで造影剤を用いることなくLGE様画像をシミュレートする技術であり、肥大型心筋症や慢性心筋梗塞で有効性を実証している。
イギリスUniversity of OxfordのZhangらは、イギリス(n=93)・中国(n=48)の2施設で前向に撮像されたLGE画像において、造影前に取得されたシネ画像・T1画像からVNE画像を作成、LGE画像や臨床情報にアクセスすることなくシネ画像・T1画像・VNE画像を評価し、心筋梗塞を診断した。
さらに、4名の読影者がVNE画像と対応するLGE画像を評価し、どの程度の患者がLGE-MRIなしに診断可能か評価した。

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