2023.07.28
浸潤性乳がんにおける乳房温存手術後の全乳房照射に加えて、腫瘍床に対するブースト照射を行うことで局所再発率を低下させることが示されている。腫瘍床ブースト照射は通常、全乳房照射スケジュールの後に続けて行われるが、このことは患者にとって負担となる。
イギリスUniversity of CambridgeのColesら(IMPORT HIGH)は、局所制御・毒性についての同時腫瘍床ブースト照射の非劣性を実証することを目的として、同国の乳房温存術後のpT1-3/pN0-3a/M0浸潤性乳がん女性を36 Gy/15回の全乳房照射+40 Gy/15回の部分照射+48 Gy/15回の同時ブースト照射(試験群1)、36 Gy/15回の全乳房照射+40 Gy/15回の部分照射+53 Gy/15回の同時ブースト照射(試験群2)、40 Gy/15回の全乳房照射+16 Gy/8回の逐次ブースト照射(対照群)へと1:1:1で割り付ける第3相RCTを実施した(n=2,617)。
この記事は会員限定記事です。
新規会員登録・コンテンツの閲覧は無料です
会員の方はこちら
会員ではない方はこちら
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.22
2025.08.08