神奈川、大阪、2026年2月6日 ― 東海大学医学部付属病院(所在地:神奈川県伊勢原市、病院長:渡辺雅彦)とバイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:アシュラフ・アルオウフ、以下「バイエル薬品」)は、両者の契約の下、神奈川県民の心不全予防をはじめとした健康寿命延伸を目的に、心臓リハビリテーション(以下「心リハ」)に関する患者さんや医療関係者の関心や知識向上を図る活動を開始したのでお知らせする。
本活動(神奈川県心不全・心臓リハビリテーション アウトカム向上推進・教育事業:通称「K-HOPEプロジェクト」)に参加している医療機関のある湘南西部・県西・県央医療圏は、総人口の減少はすでに始まっているが、高齢者の人口は増加し続けている(1)。循環器疾患の入院需要はさらに増加すると推計されており、中でも最も増加すると予測される心不全患者への対応が喫緊の課題である(1)。
東海大学医学部付属病院とバイエル薬品は心リハ推進に関して相互に連携・協力しながら、K-HOPEプロジェクト参加者との連携を通じて、患者さんと医療関係者に対して心リハの重要性についての認識を高め、神奈川県下における心リハのさらなる普及に取り組む。具体的には、心リハ実施施設を可視化するためのマップ(WEB、紙資材)のほか、入院中から使用する心リハ啓発資材などを制作する。
心リハは、心不全、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後などの患者さんが、体力を回復して自信を取り戻し、快適な家庭生活や社会生活に復帰するとともに、再発や再入院を防止することを目指して行う総合的活動プログラムである。運動療法、学習活動・生活指導・相談(カウンセリング)などが含まれる。
【本活動についてのコメント】
東海大学医学部医学科内科学系循環器内科学 教授 伊苅裕二氏
心臓リハビリテーションは心疾患患者の生活の質を向上させるだけでなく、予後を改善する効果が明らかです。一方、神奈川県では心臓リハビリテーションの施行率があまり高くないことが分かっていました。今回、バイエル薬品と東海大学医学部付属病院が相互連携し、心臓リハビリテーションの普及をさらに推進していきます。それとともに心疾患患者さんの生活の質の向上と予後の改善を目指していきます。
バイエル薬品 製品戦略本部長 兼 アクセス&パイプライン戦略推進部長 早崎剛典氏
循環器領域、特に心不全はバイエル薬品が注力する重要な疾患領域です。バイエル薬品はこれまで新薬を一日も早く患者様にお届けすることで循環器医療の発展に貢献してきました。今回、東海大学医学部付属病院と心臓リハビリテーション業務に取り組むことで、より多くの心不全患者様の予後改善に一層寄与できることを期待しております。
References:
(1) 2014‐2023年度DPC導入の影響評価に係る調査 厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128164.html 2026年1月閲覧
東海大学医学部付属病院は、1975年の開設以来、東海大学の建学の理念である“ヒューマニズムと科学の調和” を具現化し、患者さんにとって安全かつ心温まる最善かつ先進な医療を提供すべく、診療・教育・研究に日夜努力を続けている。特定機能病院として様々な高度医療を安全に提供し、高度救命救急センターおよび総合周産期母子医療センターを有し、神奈川県湘南~県西地域における急性期医療の中核的医療機関としての役割を担っている。このような様々な機能を果たしながら、常に最先端の知識・技術を追求して高度医療の提供に努めるとともに、患者さんの不安を取り除き、精神面も含めた質の高い医療を安全に提供すべく心がけている。同院webサイトはwww.fuzoku-hosp.tokai.ac.jpを参照。
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業である。私たちのミッション「Health for all, Hunger for none(すべての人に健康を、飢餓をゼロに)」のもと、バイエルの製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献している。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力している。同時に、収益力を高め、イノベーションと成長を通して企業価値を創造することも目指している。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっている。2024年のグループ全体の売上高は466億ユーロ、従業員数は約93,000名、研究開発費は62億ユーロである。詳細はwww.bayer.comを参照。
医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業を通じて、日本の患者さんのための治療に変革をもたらす持続可能な取り組みを推進している。医療用医薬品部門では、アンメットメディカルニーズの高い循環器・腎・代謝領域、オンコロジー領域、眼科領域などのスペシャリティ領域、画像診断領域にフォーカスし、革新的医薬品の提供を通じて高齢化が進む日本の患者さんの健康寿命の延伸とQOLの向上に努めている。コンシューマーヘルス部門では、赤ちゃんの「人生最初の1000日」に適切な栄養を届けるため、女性の妊娠前から妊娠期間及び産後・授乳期を通じて栄養をサポートするサプリメントなどに注力している。詳細はwww.pharma.bayer.jp, Facebook,YouTubeを参照。

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