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2024.04.26

ハバナ・シンドロームは存在したのか?

  1. MRI

背景

いわゆる「ハバナ症候群」は、キューバの首都ハバナに駐在するアメリカ大使館員やカナダ大使館員たちが、頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状を訴えたことに端を発する。その後、世界各国の大使館員からも報告が続出したが、その原因については、当時のアメリカ大統領ドナルド・トランプが(根拠なしに)キューバによる攻撃説を示唆したことに始まり、音響兵器説・マイクロ波説・心因説・虫の鳴き声説など、さまざまな憶測が繰り返されてきた。
アメリカNational Institute of Biomedical Imaging and BioengineeringのPierpaoliらは、異常な健康インシデント(Anomalous Health Incidents)を有する海外駐在アメリカ政府職員・家族(n=81)と、年齢・性別でマッチングされた対照者(n=48)を、臨床/体積測定/機能的MRI(磁気共鳴画像)によって評価し、脳の構造・機能的差異を検討した。

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