ブレインヘルスケア事業を展開する株式会社Splink(以下 Splink)は、「脳画像解析プログラムBraineer(ブレイニア)」(以下 Braineer)が認知症診断を支援するソフトウェアとして薬事認可を取得した。
先日、認知症の原因疾患の一つであるアルツハイマー病(AD)治療薬の承認が、米国食品医薬品局(FDA)から発表された。
根治薬がないと言われてきた認知症が「治らない病気」から「治る病気」として、認知症領域の革新的なパラダイムシフトが起きるといわれている。そして、早期発見や正確な診断の重要性も同時に増していくことが予想される。
認知症は複雑な疾患であり、その診断は難しく、医師の経験や主観が大きく影響する。そのため、早期発見や疾患鑑別では必ずしもすべての人が同じ医療機会に恵まれるとは限らず、見落としも起こりうる病気である。
医師の知識・経験によるブレが生じ認知症が見逃されることを防ぐためには、脳の客観バイオマーカを定量化し、再現性をもたせることがその大前提にあると考えている。
Braineerは、脳形態に着目し、頭部MRIデータより脳の萎縮を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断の支援を行う医療機器プログラムである。目視では気づくことが難しい脳の状態や、認知症に関連する萎縮を簡便に評価できるようになる。
●主な機能
・重要な脳部位の萎縮の定量・数値表示
・脳全体の萎縮パターンの表示
Splinkは、認知症という職人技の側面が強い医療サービスをBraineerによって、医師の方々の適切な認知症診断インフラの一助となることを目指す。
今まで病気が見逃されていたケース、または早期発見がなされていなかったケースがなくなり、人々の脳の健康状態がより身近に把握され、100歳まで自分らしく人と人が繋がれるような医療エコシステムの構築に貢献していく。
Splinkは、中枢神経領域における医療AIを提供するテクノロジー・スタートアップである。「ブレインヘルスケアを世界の当たり前に」というミッションのもと、注力領域である認知症における医療機器プログラムの開発、提供を進めている。
創業当初からAIを用いた脳ドック用プログラムが都内を中心にさまざまな医療機関やクリニックで利用されており、予防・早期発見フェーズにおける先行サービスで得られた知見を活用し、「脳画像解析プログラムBraineer」は、診断・治療フェーズにおける認知症見逃しを防ぐために開発された。
認知症という高齢化社会における大きな課題に対し、健常段階の予防から発症後の病気と共生できる社会に寄与すべく、認知症の予防から診断まで一貫したソリューションをワンストップで提供していく。
関連先リンク:https://www.splinkns.com/

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