キヤノンメディカルシステムズ株式会社(以下、キヤノンメディカル)とコニカミノルタジャパン株式会社(以下、コニカミノルタジャパン)は、国内整形外科領域における超音波診断装置の販売事業において協業することを発表した。
両社は昨年5月に国内産婦人科向け超音波診断装置において協業を開始し、より多くの医療現場に導入されている。
キヤノンメディカルとコニカミノルタジャパンの間で販売契約を締結し、キヤノンメディカル製のコニカミノルタジャパン専売向けモデル超音波診断装置「Viamo sv7 (ビアモ エスブイセブン) / KMモデル」を、整形外科領域におけるコニカミノルタジャパンの取り扱い製品とする。
また、キヤノンメディカル製の超音波診断装置「Aplio i700(アプリオ アイ700)」「Aplio a / Verifia(アプリオ エー/ベリフィア)」についても、整形外科領域においてコニカミノルタジャパンが取り扱うことができる製品とする。
キヤノンメディカルの超音波診断装置は、幅広いラインアップと独自の高精細画像技術に強みを有し、グローバルに事業を展開している。国内においては大学病院や検査室を中心とした内科や循環器科、乳腺領域に高いシェアを持っている。
また、サッカーやバスケットボールなど、プロチームのオフィシャルメディカルスポンサーとして超音波診断装置を始めとした画像診断装置を提供し、選手のケガの診断やリハビリなどサポートを行っている。
コニカミノルタジャパンは、整形外科領域における超音波診断装置の新たな活用を開拓しながら、同領域での国内トップシェアを確立してきた。今後は、さらに「運動器※リハビリテーション」という分野に着目し、利用を広げたいと考えている。
今回のタブレット端末型超音波診断装置「Viamo sv7 / KMモデル」の投入で、患者がリハビリを行っている場所でより使いやすく、導入しやすくなる。また、ハイエンド機2機種をラインアップすることで、整形外科領域での広いニーズに応えていく。
タブレット型からハイエンドまで幅広い超音波装置で高い技術力を持つキヤノンメディカルと、整形外科領域で強い販売力を持つコニカミノルタジャパンが協業することで、運動器※に対する新たな活用が広がり、整形外科やリハビリテーション科をより強力にサポートできるものと考えている。
今後も両社は、お客様への提供価値をより一層向上するために、お互いのテクノロジーと資産を活用しながら自社の強みをさらに強化し、協業のシナジーを高めていく。
※運動器:身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称
キヤノンメディカルのタブレット端末型超音波診断装置として、診察室からリハビリ室、ベッドサイド、そしてスポーツ現場まで幅広くお使いいただける装置である。
モニタ:12.3インチLCDモニタ
外形寸法:(W) 329mm × (H) 36mm × (D) 216mm
質量:約1.45 kg(周辺機器含まず)
KMモデルはViamo sv7 CUS-VSV7の愛称で、コニカミノルタジャパン(株)による独自設定を据付時に行う。
Viamo sv7:詳細はこちら
https://jp.medical.canon/products/ultrasound/viamosv7
キヤノンメディカルのプレミアム超音波診断装置である。高精細な画像と低流速血流イメージング技術である SMI(Superb Micro-vascular Imaging)、外来検査から精密検査まで、全身検査に対応したハイグレードスペック機である。
モニタ:23インチLCDモニタ
外形寸法:(W)580mm × (H)1177mm~1757mm × (D)969mm~1069mm(アクセサリー含まず)
質量:約110kg(周辺機器含まず)
Aplio i700:詳細はこちら
https://jp.medical.canon/products/ultrasound/aplio_i700
キヤノンメディカルのハイエンド超音波診断装置である。高精細な画像と低流速血流イメージング技術である SMI(Superb Micro-vascular Imaging)、病院やクリニックでのルーチン検査やスクリーニング検査用として使うことができる。
モニタ:23インチLCDモニタ
外形寸法: (W)533mm × (H)1188mm~1768mm × (D)812mm~878mm(アクセサリー含まず)
質量:約91kg (周辺機器含まず)
VerifiaはAplio a CUS-AA000の愛称。
Aplio a / Verifia 詳細はこちら
https://jp.medical.canon/products/ultrasound/aplio_averifia
一般的名称:汎用超音波画像診断装置
販売名:超音波診断装置 Viamo sv7 CUS-VSV7
製造販売認証番号:229ACBZX00025000
一般的名称:汎用超音波画像診断装置
販売名:超音波診断装置 APLIO i700 TUS-AI700
製造販売認証番号:228ABBZX00022000
一般的名称:汎用超音波画像診断装置
販売名:超音波診断装置 Aplio a CUS-AA000
製造販売認証番号:301ABBZX00001000
Viamo、Aplio、Made for Life はキヤノンメディカルシステムズ(株)の商標。
関連先リンク:
https://jp.medical.canon/
https://konicaminolta.jp/healthcare/
2025.10.22
2025.10.15
2025.10.15
コニカミノルタ、超音波診断装置「SONIMAGE UX1」「SONIMAGE UX1 TRiFOR」と経腟用超音波診断装置「SONOVISTA LX」が2025年度グッドデザイン賞を受賞
2025.10.07
ドクターネット、「頭部CT画像解析AIエンジンDoctorNET Heuron CTS」日本国内における薬事認証取得~救急医療の診断支援を強化し、医師の働き方改革にも貢献~
2025.10.07
日本ストライカー、骨折治療用プレーティングシステム「Pangea」を発売~プレート製品の強化で骨折治療におけるトータルソリューションプロバイダーへ~