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2020.12.08

エムスリーと日本ベーリンガーインゲルハイム、間質性肺疾患を含む肺疾患に対するAI等を活用した診断支援に関する業務提携

  1. AI(人工知能)
  2. 画像解析システム(ソフト)
  3. 胸部X線
  4. 間質性肺炎
カテゴリ
協業・共同研究
情報提供元
エムスリー株式会社

 

エムスリー株式会社(以下 エムスリー)と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(以下 日本ベーリンガーインゲルハイム)は、線維化を伴う間質性肺疾患を含む肺疾患の診断支援に関する業務提携契約を締結した。

エムスリーと日本ベーリンガーインゲルハイムは、それぞれに強みを活かし、AIアルゴリズムを活用した胸部X線画像診断支援サービス等を広く医療機関に提供することにより、間質性肺疾患やその他の肺疾患の早期発見に貢献することを目的として業務提携を行うこととした。

日本ベーリンガーインゲルハイムがもつ呼吸器領域における科学的知見の支援のもとに、エムスリーが医師チームとともにAIアルゴリズム開発を行っていく。

間質性肺疾患は、肺胞の壁の部分である「間質」で炎症などが生じる病気の総称である。間質性肺疾患は、進行すると間質が厚く硬くなり(線維化)、うまくガス交換ができなくなることで、呼吸しづらい状態になる1)

また、一度線維化した部分が元の状態に戻るのは難しいことがわかっている。

肺の線維化を伴う間質性肺疾患は多岐に渡るが、予後不良とされるものは肺がんや心不全などの合併症を引き起こすリスクが高く2)、急激な症状の悪化が起こることもあり、進行すると命にかかわる恐れがある病気である。

進行を抑えるためには、早期発見・治療が重要とされている。

エムスリーと日本ベーリンガーインゲルハイムは、今回の提携により、間質性肺疾患やその他の肺疾患の早期発見を実現するための医療機関へのサービス提供を目指すとともに、患者のQOL向上に尽力していく。

<以下、級数下げ>
1)https://www.nanbyou.or.jp/entry/156
2)特発性間質性肺炎の診断・治療ガイドライン、日本呼吸器学会びまん性肺疾患診断・治療ガイドライン作成委員会 厚生労働科学研究特定疾患対策事業びまん性肺疾患研究

関連先リンク:http://corporate.m3.com/

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