2026.03.17
キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市、代表取締役社長:瀧口 登志夫)は、3テスラMRI装置のフラッグシップモデル「Vantage Centurian / Precious Edition(ヴァンテージ センチュリアン / プレシャス エディション)」の国内販売を2026年3月17日より開始する。
本製品は、最新ソフトウェア「Ver.12」を搭載している。また、超解像画像再構成技術「Precise IQ Engine (PIQE)」の適用範囲拡大に加え、自由呼吸下でのDynamic撮像を実現する 「Breath Resistant Dynamic」や、DWI特有のノイズを低減する「Complex Signal Average DWI」など、多彩なAIソリューション※に対応している。さらに、ハードウェアにおいては、高い磁場均一性を実現した自社開発マグネットを採用している。
キヤノンメディカルは、本製品で提供する豊富なAIソリューションと刷新したハードウェアにより、「高精細と撮像時間のトレードオフ」、「撮像における体動の影響」、「DWI特有のノイズ」といった従来のMRIが抱えてきた課題にアプローチする。これにより、日々の業務負荷が増大する医療現場において重要視される、患者さんや操作者に依存しない高い再現性と検査効率の向上を支援する。
なお、本製品は、2026年4月17日(金)から4月19日(日)までパシフィコ横浜で開催される「2026国際医用画像総合展(ITEM2026)」での展示を予定している。
「PIQE」は画像解像度を最大3倍に高めることができる超解像画像再構成技術である。これにより、これまで取得が難しかった高精細画像の提供を実現する。また、従来と同等の分解能であれば撮像時間を大幅に短縮することが可能である。本製品では「PIQE」の適用範囲をさらに拡大し、3Dシーケンスや2D CSシーケンスへの対応を追加することで、より幅広いシーンにおける臨床検査に貢献する。
息止めすることなく腹部Dynamic撮像を行える技術「Breath Resistant Dynamic」を新たに搭載している。ディープラーニングを活用することで、動きによるアーチファクトを大幅に低減し、息止めが困難な患者さんに対しても自由呼吸下で高画質な画像を提供する。また、従来は操作者が撮像された画像から最適な動脈相のタイミングを選択していたが、「Breath Resistant Dynamic」では動脈相を自動抽出することができ、操作者の負担軽減に貢献する。
「Complex Signal Average DWI」は、DWI特有のノイズを低減する技術である。ディープラーニングを活用することで、従来は困難であった複素加算が可能となり、DWIのノイズ低減を実現している。これまで、ノイズが課題となっていたhigh bやThin Slice撮像に有効であり、DWI撮像の可能性を広げる。
※ 設計の段階でAI技術を使用しており、本システムは自己学習機能を有していない。
| 一般的名称 | 販売名 | 認証番号 |
| 超電導磁石式全身用MR装置 | MR装置 Vantage Galan 3T MRT-3020 | 228ADBZX00066000 |
製品ページはこちら:https://jp.medical.canon/products/magnetic-resonance/Vantage_Centurian

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