2025.12.15
日本ストライカー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:水澤 聡)は、主に肩腱板断裂の修復手術に使用する「AlphaVent Biocomposite (アルファベント・バイオコンポジット)スーチャーアンカー」を(以下、当製品)、2026年1月から全国の整形外科向けに発売する。スーチャーアンカーと呼ばれる縫合糸付きのアンカー(剥がれた腱板や靭帯を骨に固定するための小さなビス)によって断裂部位の生着を高め、肩の機能回復を促すとともに、アンカー部分が生体吸収性素材から成り体内で分解・吸収されるため、術後の安定性に寄与することが期待される。
腱板断裂は、加齢やスポーツ、転倒などをきっかけに、肩関節の筋肉(腱板)が骨から部分的に剥がれ、複数の腱繊維が断裂を繰り返しながら進行する疾患である。肩腱板断裂手術は、日本国内で年間約24,000件※行われている。当製品はアンカーと縫合糸で構成され、断裂した腱板を上腕骨に固定するために使用する。術者の手技や患者さんの骨の状態に応じて、3種類のアンカーサイズ(4.75mm、5.5mm、6.5mm)と太さの異なる縫合糸を組み合わせ、最適なデバイスを選ぶことができる。
当製品のアンカーには、上腕骨断面の外側(皮質骨)と内側(海綿骨)に適切に噛み合うデュアルスレッドテクノロジーを採用し、挿入時の固定性や操作性にも配慮している。さらに、アンカーの素材には、体内で分解されるポリL乳酸(PLLA)と、骨の成分にも含まれるβ-リン酸三カルシウム(β-TCP)を組み合わせた複合材料を採用し、骨とのなじみやすさや術後の安定性にも配慮した設計となっている。
生体吸収性の「Biocomposite」タイプが同社の腱板断裂修復ソリューションに新たに加わったことにより、縫合糸のみで成るオールスーチャータイプのICONIX(アイコニックス)シリーズ、生体に吸収されない樹脂製のスーチャーアンカーAlphaVent PEEK(アルファベント ピーク)と併せて、治療の選択肢が増えた。同社は、鮮明な画像描写を特長とする「1788 4Kカメラシステム」を2024年に発売し、肩や膝などの多様な関節鏡視下手術に対応している。今後もスーチャーアンカーをはじめとするスポーツインプラント製品とともに、スポーツメディスン分野へのトータルソリューションを提供することで、医療の向上に貢献していく。
※出所:厚生労働省「第10回NBDオープンデータ」
■日本ストライカー株式会社について
日本ストライカーは、米国・ミシガン州に本社を置くストライカーコーポレーションの日本法人である。ストライカーはメドテック(医療テクノロジー)分野におけるグローバルリーダーであり、お客様である医療従事者の皆さんとともに、医療の向上を目指している。医療・手術用機器、ニューロテクノロジー、整形外科、脊椎関連分野などの幅広い領域において、革新的な医療機器・サービスを提供している。ストライカーは毎年、世界中で1億5千万人以上の患者さんに貢献している。詳しくはwww.stryker.com/jpを参照。
製造販売業者:日本ストライカー株式会社
販売名: AlphaVent Biocompositeスーチャーアンカー
医療機器承認番号:30700BZX00242000
販売名:1788 4Kカメラシステム
医療機器届出番号:13B1X10209001008

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