バルコ株式会社は2025年、日本オフィス設立30周年を迎えた。本社オフィスの移転に伴い、新しい製品やソリューションを紹介するエキスペリエンスセンターメディアを開催した。
関係者を対象としたお披露目会を、9月24日に、同社新本社オフィス(東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー3階)にて開催した。
代表取締役社長の加藤浩典氏が、本社移転とエキスペリエンスセンターの開設の背景、および新製品の紹介を行った。
同社は創業91周年を迎えるビジュアル機器のグローバル企業である。医療界にいる人間には、バルコ社は医療用のディスプレイメーカとして認知されている。
バルコ社(BARCO)は、Belgian American Radio Corporationという会社名で、ラジオを作る会社としてスタートしている。そこからビジュアル機器へ展開し、1940年代にテレビ、1980年代にプロジェクタ。そして2000年に入り医療用ディスプレイを開発している。
エンタープライズ、エンターテイメント、そしてヘルスケアといった専門分野に特化している開発企業で、デジタルシネマの世界では、興行会社の6割が同社のプロジェクタを採用しているという。
エキスペリエンスセンターの『医用/診断ディスプレイ』コーナーには、市場最高の解像度を誇る32メガピクセル(テレビでいう約8K相当)の超高精細なマルチモダリティディスプレイ「Coronis OneLook(MDMC 32133)」が展示されていた。
これは、マンモグラフィの細かい画像に非常に適しており、鮮明でグレイスケール豊かな色調を表現している。輝度も従来機より格段に向上している。33インチの大型画面では、複数の医療画像を同時に画面上にレイアウトできる。
この他、デジタル病理学専用に設計された8Mディスプレイ、参考出品ながら、3Dディスプレイも展示されていた。
隣のスペースには、画像を見ながら手術を行うデジタル手術室が設置されていた。
ビデオ over IPソリューションで遅延がなく、かつ高画質な映像(4K、3D信号を含む)をリアルタイムで送信する。医療規格にも対応し、従来の標準信号に加えてより高画質な映像も遅延なく届けられるという。
・問い合わせ
バルコ株式会社
https://www.barco.com/ja
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