株式会社 MICINは、オンライン診療または電話再診を実施したクリニック/病院から処方箋をFAXで薬局へ共有、応需した薬局が電話などで服薬指導を実施した際に患者請求金額をクレジットカード決済、処方薬を効率的に配送可能となる薬局専用・電話服薬指導サポートサービス(以下 本サービス)を新たにリリースした。
新型コロナウイルス感染症流行下において、薬局薬剤師による服薬指導も電話やビデオ通話などを用いて実施されるようになった。これを受けて、代金回収や配送に課題を感じている店舗へ、本サービスが今回の特例的な措置下で役立つよう急遽開発を実施した。
本サービスは、2020年3月2日にオンライン診療サービス「クロン(curon)」(以下 クロン)に機能追加した処方箋 FAX共有機能 ※ を利用登録する薬局から順次サービス提供を開始していく。
■本サービスの特徴
① 薬局店舗は、クレジットカード会社への申請手続きなどなく利用可能。
② 宅配便業者とシステム連携している。ラベルの記入や都度集荷をかける手間なく、処方薬を患者宅に配送できる。
③ 患者はアプリインストール・会員登録などは不要。手軽に利用が開始できる。
■本サービスの開発背景
新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、オンライン診療・電話など再診の実施ケースが増えていることに加え、4月10日には初診患者にも一部オンライン診療が適用可能との事務連絡も発出され、3月に比べオンライン診療の実施数はさらに増えつつある。3月時点でもすでに増加傾向と言われていた、薬局に届くFAX処方箋の枚数はさらに増加し、対面以外の方法で服薬指導を実施、処方薬を患者宅まで届けるケースはますます増えることが予測される。
すでに対応されている薬局もあるものの、同社が薬局にヒアリングを行う中で見えてきた、薬局にとってのハードルである代金回収・配送方法の構築をサポートすべく、本サービスの開発に至った。
まずはクロンでオンライン診療を実施し、服薬指導も自宅で受けることを希望する患者がいた場合に、薬局の負担・リスクを少しでも軽減できるよう、β版をリリースした。
同社は引き続き、新型コロナウイルス感染症流行下の特例的な措置のもとでも、医療機関・薬局の負担が軽減され、患者が治療を継続しやすくなる体制を作っていくとしている。
※本機能の詳細:https://curon.co/pharmacy
関連先リンク:https://micin.jp
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