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2025.01.30

【ワイズ・リーディング】画像診断をもっとわかりやすく。「動画解説サービス」を新たにリリース

  1. クラウドサービス
  2. 放射線診断専門医
  3. 画像診断

株式会社ワイズ・リーディングは、遠隔画像診断サービス「Y's REPORT CLOUD」に新たなオプションサービス「画像診断動画解説サービス」を追加し、提供を開始した。

株式会社ワイズ・リーディング(熊本県、代表取締役兼CEO:中山善晴、以下ワイズ・リーディング)は、2025年2月上旬に、遠隔画像診断サービス「Y's REPORT CLOUD」の新オプションとして、放射線診断専門医による「画像診断動画解説サービス」を提供開始する。本サービスでは、専門医が診断結果を5分以内の動画で解説。重要所見や病変の特徴、診断のポイントを簡潔にまとめた動画で、医療従事者のみならず、患者への説明用にも活用できる動画となっている。さらに、新たに追加された「放射線診断専門医とのチャット機能」により、放射線診断専門医に直接相談できる環境を提供する。

「日本で最も品質を追求する」遠隔読影会社
遠隔画像診断サービス「Y's REPORT CLOUD」

同社は、遠隔画像診断支援分野において豊富な経験と高品質なレポートを提供し、日本で最も品質を追求する遠隔読影会社を目指し、全国280施設以上の医療機関へ展開している。
もっと遠隔画像診断をより身近で利用しやすくするため、2021年には初期導入費や月額費用が不要な遠隔画像診断クラウドサービス「Y's REPORT CLOUD」をリリースした。放射線診断専門医が不在の施設を中心に、さまざまな医療現場で活用されている。

サービスwebサイト

遠隔画像診断サービス Y's REPORT

新オプション①「画像診断動画解説サービス」開発の背景

日本の医療現場では、放射線診断専門医が不足している病院が多く、画像診断の運用に多くの課題がある。CTやMRIなどの画像診断は専門的な知識を要し、複雑な解剖学、新しい技術、専門外の病名などが臨床医にとって理解しづらい場合がある。また、放射線診断専門医が作成するレポートは一般的に簡潔で、細かな情報やニュアンスが十分に記載されないことも多く、これが正確な情報共有を難しくしている。数百枚に及ぶ画像を1枚のレポートにまとめることには限界があり、画像とレポートをつなぐ新たな仕組みが求められている。
そこで、同社では遠隔画像診断サービス「Y's REPORT CLOUD」に新オプションとして「画像診断動画解説サービス」を提供を開始する。このサービスでは、25年以上の経験を持つ放射線診断専門医が、簡潔で分かりやすい動画解説を提供する。この新たな取り組みにより、より正確で詳細な画像診断支援を実現する。

放射線診断専門医が重要所見や病変の特徴、診断のポイントを動画で分かりやすく解説
サンプル動画で『画像診断動画解説サービス』をチェック!

▶動画を見る
※注意※動画に入っているテロップは、通常のサービスには含まれない。

「レポートだけでは伝えきれない、診断の本質を動画で。」
画像診断の裏にある専門医の判断過程を、動画でわかりやすく伝える。

代表取締役兼CEO 中山善晴
放射線診断専門医 医学博士
熊本大学医学部 臨床教授

放射線診断専門医が考案:
画像診断では、その結果を1枚のレポートで報告しますが、レポートには限られた情報しか記載することができません。放射線診断医がどのような所見を捉えて、どのように考えて、判断したかの詳細については、レポートに書き起こすことは困難です。テクノロジーの進歩とともに動画技術を駆使することによって、放射線診断医の思考過程を垣間見ることが可能になります。患者さんやその家族により詳細な動画情報を提供することにより理解と安心感を深め、付加価値を高めることもできます。また、難易度の高い症例のセカンドオピニオンなどでも、放射線診断医の考え方を事前に動画で確認することで、より相互理解を深めることも可能になります。画像と報告書だけではなく、その橋渡しとなるような動画解説を提供していきたいと思います。

新オプション②放射線診断専門医にリアルタイムに相談できる「チャット機能」

本サービスでは、新たに「放射線診断専門医とのチャット機能」を搭載した。現場の担当医師が遠隔地にいる放射線診断専門医に直接相談できる環境を提供する。これにより、画像診断に関する疑問や不明点をその場で解消できるだけでなく、撮影方法や適切な追加検査の選定など、実務的な質問にも対応できるようになった。

例)
・肝腫瘍のダイナミック造影CTのタイミング
「動脈相・門脈相・平衡相の撮影タイミングは適切でしょうか?」
・脳梗塞疑いの急患対応
「このCT所見で、緊急MRIを追加すべきでしょうか?」
・追加撮影の選択
「この症例では、PET-CTとMRIのどちらを優先すべきでしょうか?」
・椎間板ヘルニアのMRI読影のポイント
「この所見で、手術適応を考慮すべきでしょうか?」

遠隔画像診断サービス「Y's REPORT CLOUD」導入・新オプション利用方法について

本オプションは、「Y's REPORT CLOUD」を導入済みの医療機関で利用可能。
初期費用、月額費用無料、サービスの詳細や導入のご相談については、下記問い合わせ先まで。

資料ダウンロード

詳細はこちら

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クラウドサービスを無料でお試しできる。

システム開発担当者のコメント

ヘルステック&ITソリューション事業
システム開発マネージャー菅原学

医療現場の課題をテクノロジーの力で解決し、より良い診療環境を提供することを目指しています。特に地方医療では、専門医の不足や業務負担の増加が深刻な課題となっており、迅速かつ正確な画像診断の支援が求められています。本サービスの開発にあたり、医療従事者の声をもとに、使いやすさと実用性を重視しました。動画解説やチャット機能を通じて、医師の判断をよりサポートし、診断精度の向上に貢献できると考えています。今後も、医療現場のニーズに応じたサービス開発を進めていきます。

株式会社ワイズ・リーディングについて

「一歩先の地域医療と社会の健全な明日を拓く」

株式会社ワイズ・リーディングは、放射線診断専門医として長年影を見るプロフェッショナルとして活動をしている。
世の中には光の当たるところと当たらないところがあり、医療の現場においても表の華々しい部分の裏には様々な課題が潜んでいる。表面的な事象だけでなく、その背景に潜む課題についても解決していきたい。人が気づきにくい社会の問題を様々なアイデアと知恵と工夫で解決しながら、誰もが気づく課題のみならず、気づかないような課題へも光が当たるように。
豊かな心で一歩先の未来を希望へつなげ、人々の健康と社会の健全の支え、地域の医療と社会を切り拓くエキスパートとして成長していく。

【ワイズ・リーディング幹となる二つの事業について 】
▼ヘルステック&ITソリューション事業
https://www.ysreading.co.jp/business/health-tech-it-solution
▼遠隔画像診断事業
https://www.ysreading.co.jp/business/tel

会社概要

会社名
株式会社ワイズ・リーディング
所在地
本社
〒860-0085
熊本県熊本市北区高平3-43-11 5F〈Google Maps
代表取締役
中山 善晴
事業内容
遠隔画像診断事業・ヘルステック&ITソリューション事業
シェアオフィス/コワーキング事業
画像診断塾・みらいクラブ運営
設立
2007年7月

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