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2023.01.17

エムネス、医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を遠隔画像診断支援サービスの株式会社ネットホスピタルに導入

  1. クラウドサービス
  2. 遠隔医療

株式会社エムネスは、今回遠隔画像診断支援サービスを展開する株式会社ネットホスピタル(以下「ネットホスピタル」)に医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を導入した。

ネットホスピタルは業界大手として約450医療機関へ遠隔画像診断サービスを、サーバー型を含めさまざまな遠隔読影システムを用いて提供しているが、今後、完全クラウド型の遠隔画像診断システムのLOOKRECを用いて同サービスを提供していくとともに、検査画像や報告書の医療機関間での連携等の地域医療連携を実現する環境等を医療機関へワンストップでの導入提案を展開できるよう同社はその支援を行っていく。

テクノロジーの進化と未来へ向けた価値観の共有

ネットホスピタルはCT/MRI検査を中心とした遠隔画像診断サービスを提供しているが、今後放射線領域にとどまらず、さまざまな検査の総合画像診断サービスへの展開を考えると、従来のサーバー型システムでは拡張性等の限界があった。

LOOKRECのクラウドテクノロジーはさまざまなサービスとの連携が実現できること、ネットホスピタルと同社の間で未来へ向けた価値観を共有していることが評価され、LOOKREC が採用された。

同社はLOOKRECをより多くの医療機関へ提供できるよう、プロダクト改良のためのユーザーの声を、ネットホスピタルを通じて集めるとともに、ネットホスピタルとともにより良いプロダクトとサービスの提供ができるよう進めていく。

LOOKRECとは

LOOKRECは、100%クラウド環境に構築した医療データ共有プラットフォームである。医療機関は院内サーバー等を設置する必要がなく、膨大な量になりがちなCT/MRI等の医用画像データであってもストレスなくクラウド環境で管理でき、ブラウザのみで稼働する専門性の高いビューワも提供している。

同社は、ネットホスピタルの顧客である医療機関に対し、ネットホスピタルを通じてLOOKREC遠隔画像診断サービスの利用に加え、オプション契約により LOOKRECプラットフォーム上で連携医療機関への検査画像や報告書の共有、クリニックにおけるクラウドPACSとしてのサービスの提供を行う。

医師間の連携、医師の働き方改革へ

医師不足や医師の偏在化が社会問題となっている今日、病診連携や専門領域・診療科間での医師同士の連携が求められている。

同社はLOOKRECによって、ネットホスピタルの画像診断サービスにおける医療の質の向上、地域医療の発展に寄与、および病診連携・医師間連携の繋がる医療の環境作りをテクノロジーの面でサポートする。

現在、LOOKRECはネットホスピタルと約160医療機関を繋げ遠隔画像診断サービスを提供しており、今後は順次、採用施設を拡大できるよう展開していくとともに、LOOKRECを通じて“ネットホスピタルの契約読影医へ”いつでも・どこでも読影ができる環境を提供し、ライフスタイルにあわせた医師の働き方改革を支援する。

ネットホスピタル 代表取締役社長 木戸 英明氏からのコメント

LOOKRECはクラウドを最大限活用した仕組みであり、事業継続性の確保は当然のこと、現在はもとより、未来に向けてともに成長し続けることができるシステムであることを評価し採用に至りました。

また、医療に関わる企業として守らなくてはいけないもの・方向性・価値観の共有ができていることも採用の重要なポイントとなりました。

今後は放射線や病理にとどまらず、さまざまな領域において患者さまの役に立てる仕組みを構築し続けていただきたいです。

▪問い合わせ
株式会社エムネス
https://www.mnes.life

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