ヘルステック領域のグローバルリーダーとして、ロイヤルフィリップス(本社:オランダ、アムステルダム、NYSE:PHG、AEX:PHIA、以下フィリップス)は、革新的な遠隔医療の共同開発を加速するため、日本のヘルスケアインフォマティクス・パートナーである株式会社インテグリティ・ヘルスケア(以下 インテグリティ・ヘルスケア)との提携を拡大する。
この提携によって、インテグリティ・ヘルスケアの疾患管理システムをフィリップスの在宅ケアソリューションと進化させながら、さらなる統合に向けてフォーカスしていく。
契約の一環として、フィリップスはインテグリティ・ヘルスケアの少数株主持分を取得した。
フィリップスとインテグリティ・ヘルスケアは、これまで在宅呼吸ケアに関わる医療従事者と患者をつなぎ、遠隔モニタリングとオンライン診療をサポートする遠隔医療システム「eHomeCare(イー・ホームケア)呼吸管理プログラム」を共同で開発してきた。
今回の資本提携により、コロナ禍でオンライン診療を希望される在宅患者、通院が困難な地域や高齢者など、多様なニーズに迅速に対応していく。
eHomeCareは、遠隔モニタリング機能を有することで在宅の患者様の状態を継続して可視化する。同時に様態変化のリスクが検出された場合は、指定された先に通知する。
この可視化とリスクの早期検出により、医療従事者や関係者による患者の様態変化の把握が可能になるため、患者は安心して在宅ケアを継続することができる。
eHomeCareはインテグリティ・ヘルスケアの疾患管理システム「YaDoc(ヤードック)」をベースにしたプログラムであるため、患者はアプリをダウンロードすることで、オンライン診察の提供を簡便に受けることができ、対面診察が難しい状況下においても質の高いケアの提供を継続できる。
2022年には「eHomeCare呼吸管理プログラム」に「睡眠時無呼吸管理プログラム」「心不全管理プログラム」「抗がん剤服薬管理プログラム」を追加した「統合版eHomeCare」の展開を予定している。
統合版eHomeCareにおいては、フィリップスが有する別のシステムや、フィリップス、インテグリティ・ヘルスケアがそれぞれ関係を有する他社のシステムとの連携も視野に入れた開発をすでに進めているが、今回の資本提携により、遠隔医療領域における顧客における利便性の高い多様なプログラムの共同開発とビジネス展開を加速していく。
関連先リンク: https://www.philips.co.jp/healthcare
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