全身用半導体ガンマカメラシステム VERITON-CT® Series
販売企業： Spectrum Dynamics Medical Japan株式会社
製品について
VERITON®-CTは360度同時撮像を実現した、全身用半導体ガンマカメラシステムです。
ガントリ内に均等に配列された近接センサ搭載の12個の検出器が、患者から数mmの位置まで近接し、すべてが同時に旋回して撮像を行います。
31.5cmの広い体軸方向の視野を持ち、短時間の全身3D撮像を実現します。
また最新機では、CZT半導体検出器の性能が大きく向上し、エネルギー分解能と感度がさらに改善され、I-131の検査も可能となりました。
PET画像に迫る高画質で、微小な病変の検出と、より正確な定量評価を可能にし、セラノスティクスに大きく貢献します。
特長
●360度同時撮像。被験者の体型に合わせた最適なスキャンが可能
●最新のデジタル技術により、エネルギー分解能・ガンマ線検出効率が改善し、I-131のイメージングも実現
●優れた空間分解能により微小な病変の検出が可能
●高速スキャンにより、検査時間を短縮し、患者負担・業務効率を改善
●1フレーム最短2-5秒のDynamic SPECTが実施可能で最先端のノイズ低減技術を搭載
●低被ばくの検査が可能
●全身SPECTを約10分前後で実施可能
製品詳細
機能説明
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Transform Your Nuclear Medicine Department
【多岐にわたる各医学アプリケーションに対応する360°設計のデジタルSPECT/CT】
核医学の継続的な発展には、近代化が不可欠です。
アナログ技術からデジタルSPECT/CTにアップグレードすることで、スキャン速度の向上やより高画質な画像の生成など、デジタル技術のメリットを有効的に活用することができます。
Spectrum DynamicsのVERITON-CTシリーズは、先端技術を駆使した高性能CZT検出器、斬新なシステム設計、高解像度CTおよび高度な画像最高性アルゴリズムによる構成で、最大400keVの高エネルギーイメージングを実現しました。
高速3D全身スキャンにより、30分以内に定量化可能な画像を取得することができます。
- Transform Your Technology
- 【360°設計のCZTデジタルSPECT/CTのゴールドスタンダード】
Spectrum Dynamics独自のCZT半導体検出器を実装することにより、その設計技法が、核医学分野で使用されるCZTベースのSPECTカメラのゴールドスタンダードとして確立されています。
VERITON-CTのSPECT/CT統合デジタルプラットフォームは、ルーチン3Dワークフローに対応し、画像収集から高度な定量的再構築、データ解析、レビューまで、すべてのステップを合理化・最適化します。優れたエネルギー分解能、感度、マルチエネルギーイメージング機能により、核医学の画像診断や研究用アプリケーションをサポートするよう設計されています。
VERITON-CTを導入することで、CTスキャナーのスライスオプションやエネルギー範囲を予算やスループットの条件に合わせて設定することができます。
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Transform Your Workflow
【妥協なきクリニカルケアパスの合理化】
VERITON-CTシステムは、Spectrum Dynamics独自の画期的なBroadview(広視野角)技術を搭載。臨床医がより精度の高い臨床治療法を提示し、臨床結果の改善、患者経験価値の向上を実現するためのサポートをすべてワンロケーションで行うデジタルプラットフォームを提供します。
感度と解像度の大幅な向上により、ワークフローのパラダイムシフトを推進します。
Spectrum Dynamicsのハイブリッドワークフローで実現します：
・CTベースのSPECTスキャンの最適化
・定量的再構成
・4Dダイナミック撮像とポストプロセッシング
・高度な再構成オプション
・高度なCT画像品質オプション
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Evolve with the Industry
【VERITON-CTが核医学部門のルーチン3Dスキャンを実現】
最新鋭のVERITON-CTシリーズのSPECT/CTスキャナーが、新しい治療法や多様な患者さんに対応する技術を提供し、成長基盤を築きます。
次世代臨床アプリケーションの実行、新イメージング機能の追加、全身およびその他部位のイメージングアプリケーションのルーチン3Dイメージングへの移行が実現可能となります。
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TruFlowダイナミックイメージング
VERITON-CTは、TruFlowダイナミックイメージングにより、腎血流・骨血流・心血流の3D SPECT/CT定量イメージングにおいて、放射性医薬品の分布、取り込み、クリアランスを経時的に捉えるリアルタイム4Dイメージングを提供します。
異常箇所を明確に特定し、局在化することができます。
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- CT性能(1)
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- CT性能(2)
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- サイトプラニング詳細寸法
仕様
仕様
- ガントリ
- 【検出器の数】12
【最大ボアサイズ】80cm
【最小ボアサイズ】23cm
【アキシャルFOV】32cm
【エネルギー範囲】40～400keV
【オペレータコントロールスクリーン】前面：2
【ガントリインフォメーションスクリーン】あり
【緊急停止ボタン】2個：ガントリ上, 1個：コントロール室
【被験者ポジショニングガイド】Laser Landmark Touch-Screen, 双方向の仮想ルーラー, 残像型スコープ, CTベース：ローカライザ
- 寝台
- 【NM/CTスキャン範囲】2.0m
【最大荷重】227kg
【減衰率】<10% for 140keV
【たわみ】<1.5mm for 227kg
【事前設定された動作】Table Load, Table Unload, Table Pre-Defined Positions, Home Position
※ガントリコントロールまたはオペレータコンソールのリモートコントロールスクリーンで操作可能
【寝台エクステンダ使用時最大連続スキャン範囲】SPECT：2m, CT：2m, SPECT/CT：2m
【最速移動速度】水平方向：180mm/sec;±0.5%, 垂直方向：12mm/sec;±0.5%
- SPECTスキャナ設計
- ※製品により異なります
- SPECTスキャナ性能仕様-Tc99m
- ※製品により異なります
- SPECTスキャナ性能仕様-Lu177
- ※製品により異なります
- SPECT収集
- 【収集オプション】SPECT; SPECT/CT, ダイナミックSPECT; ダイナミックSPECT/CT, Gated SPECT; Gated SPECT/CT, 二核種同時SPECT; SPECT/CT
【収集方法】リストモード
【収集モード】FocusまたはNon-Focus
- SPECT再構成
- 【再構成オプション】3D/4D エンハンスツールキット
【汎用SPECT】分解能補正組込逐次近似再構成, ハイピーク補正
【汎用SPECT/CT定量的再構成】分解能補正組込逐次近似再構成, 減弱補正, 部分体積補正, ハイピーク補正, 罰則付き最尤推定画像再構成, 点拡がり関数回復, 散乱補正, 3D減弱補正データに基づくマルテビュープラナー
【ダイナミックSPECTとSPECT/CT】ダイナミックスプライン再構成
【心臓SPECTとSPECT/CT】LVCまたは従来の再構成
【二核種同時SPECT/CT】DualおよびTripple Energy Windowによる散乱補正
【Dual Peak再構成SPECTとSPECT/CT】マルチピーク核種(例:Lu177)の完全再構成
- TruViewオペレータコンソール設計
- 【マルチタスク性能】収集, 再構成, 高度な画像ポストプロセッシングとレビュー, データバックアップ
【収集プロトコル】工場出荷時定義, 小児, ユーザーカスタム
【再構成ツールキット】工場出荷時定義, 小児, ユーザーカスタム
【データベース管理】データ転送, 削除, 匿名化
【モニター】デュアルモニター構成
【GPU】再構成エンジンコンピュータ
【高度なポストプロセッシング】Hermiaプラットフォーム
【リサーチャーツール】検査時間削減のためのリストモードデータツール, エネルギーウィンドウ, 減弱補正
【サードパーティーツール】別売り
サードパーティーのポストプロセッシング・ソフトウェアをスキャナ構成に追加し、TruView オペレータコンソールからアクセスすることが可能となります。ワークステーションを追加または別途購入する必要はありません。購入可能なサードパーティーオプションには、Cedars-Sinai Cardiac SuiteやInvia 4DMなどの心臓病学アプリケーションがあります。
- ポストプロセッシング
- 【Hermiaプラットフォーム】デジタル医用画像の受信、送信、データの取り出し、表示、印刷および作成
【ポストプロセッシング】3Dおよび4D SPECT, SPECT/CT
【画像融合ツール】ブレンドツール, 翻訳ツール, 回転ツール, 融合設定メニュー
【登録アラインメントツール】剛体アシストアラインメント, アラインメント補助機能, 追加融合ツール
【ユーザーカスタムツール】Hermiaツールバー, Preset Triangulation VOLs, サイドバー, キーボード・ショートカット, ユーザー定義のワークフロー
【表示・解析ツール】シングルシリーズ, SPECT/CTフュージョン, MIP, 統計情報ダッシュボード
【臓器と病変のセグメンテーション】Hermiaのシングルクリック・セグメンテーションと病変自動追跡機能により、代謝腫瘍量、総腫瘍負荷、代謝ピーク、SUVMax、SUVPeakの正確な測定が可能です。関心体積(VOI)は、関心領域(VOI)は手動、自動どちらでも編集することができます。
【ROIツール】オブジェクトの輪郭の初期定義を提供することで、医用画像ボリュームにおけるオブジェクトを定義するために必要な時間を短縮します。
【画像操作ツール】注釈, 測定, 集計
【SUV測定】搭載ツール:SUV sphereの追加, SUV sphereの定位置への固定・解除, SUV sphereへのローカライズ, Sphereの最大値にローカライズ, SUVパラメーターの編集
SUV算出の種類：体重(bw), 除脂肪体重(lbm), 体表面積(bsa)、Bq/ml
SUV表示統計：平均、最大、SUV Peak、SUV Std Dev、時間、最大マーカー
【核医学全般】一般的な核医学検査のためのツールとアプリケーション, 胆のう、胃内容排出、2D/3D 肺定量、腎臓MAG3 、MUGA 、DMSA 腎、消化管出血;食道逆流;HIDA 、脳脊髄腔および肝機能解析。食道通過、大腸通過、小腸通過など、一般的ではない検査を解析するためのカスタムも可能。
【構造化レポート】DICOMまたはPDFとして保存可能なレポートに、セッションのデータを自由に配置できます。構造化レポートのテンプレートにより、レポート作成が自動化され、将来使用するためのテンプレートとして迅速に情を収集することができます。患者固有のデータは含まれません。
【4Dイメージング】これらのタイプのダイナミックボリュームの融合、セグメンテーション、画像操作のための静的ツールを使用する機能を含むダイナミック2Dおよび3D画像。
- サイトプラニング設置計画
- 【放熱】34,000BTU/hr
【床レベリング-傾斜許容値】30cmあたり最大0.6cm
【床レベリング-平面度】150cm以上の長さでくぼみの最低地点と最高地点の盖が0.5cm未満
【検査室最小要件(寝台エクステンダ使用時)】幅4.0m, 奥行6.8m, 高さ2.5m, 操作室1.8m
一般仕様
- 一般的名称
- X線CT組合せ型SPECT装置
- 重量
- 【ガントリ】3,350kg
【寝台】900kg
- 寸法
- 【ガントリ】幅2.48m×長さ2.24m×高さ2.37m, NMボアサイズ：80cm, CTボアサイズ：80cm
【寝台】高さ57～102cm
【パレット】幅40cm×厚さ16mm
- 電源
- 【電圧】3相400VAC
【周波数】50/60Hz
【電流】200A
- 材質
- 【パレット】カーボンファイバー
- 使用環境
- 【温度】18～24℃
【湿度】30～65%
- 標準付属品・セット内容
- 統合R波トリガー, 寝台エクステンダ, 被験者ストラップ
- JMDNコード
- 70010020
- クラス分類
- クラスII
- 特定保守
- 該当
- 設置管理
- 該当
- 認証番号
- 301ADBZX00036000
バリエーション
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VERITON-CT Series 200シリーズ
- SPECTスキャナ設計
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
【検出器ビクセル】2.46mm×2.46mm
【検出器の数】96個のCZTモジュール
【形状設計】360度全方位構成, 特許取得済みの旋回式検出器デザイン
【各検出器毎の衝突安全設計】静電容量近接センサアレイ, 感圧式デバイス
【検出器アキシャル方向撮像範囲】32cm
【検出器ラジアル方向撮像範囲】23～80cm
【固有空間分解能】2.46mm
【外在的/内在的均一性】微分≦3%, 積分≦4%
【エネルギー範囲】40～200keV
【平面感度-Tc99m】≧175cps/MBq(≧385cpm/piCi)
【最大カウントレート(@5% losses)】検出器毎225kcps, システム毎2,700kcps
- SPECTスキャナ性能仕様-Tc99m
- 【システム容積感度】Focusモード(15% window)：≧944k
【エネルギー分解能：140keV】≦5.7%
【空間分解能の再構成】Central：≦4.5mm, Radial：≦3.9mm, Tangential:≦3.4mm
【定量的精度※】5～10%
※IECファントムを使用して測定。定量的精度はユーザーのセットアップや設定により異なる場合がございます。
- SPECTスキャナ性能仕様-Lu177
- 【システム容積感度】フォーカスモード-113keV(20% window)：≧135k, フォーカスモード-208keV(15% window)：NA, フォーカスモード-デュアルピーク：NA
【エネルギー分解能：Lu177】113keV：≦7.5%, 208keV：NA
【プラナー検出器感度】113keV(20% window)：≧18cps/MBq, ≧40cpm/μCi, 208keV(15% window)：NA, デュアルピーク：NA
【定量的精度】5～10%
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
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VERITON-CT Series 300シリーズ
- SPECTスキャナ設計
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
【検出器ビクセル】2.46mm×2.46mm
【検出器の数】96個のCZTモジュール
【形状設計】360度全方位構成, 特許取得済みの旋回式検出器デザイン
【各検出器毎の衝突安全設計】静電容量近接センサアレイ, 感圧式デバイス
【検出器アキシャル方向撮像範囲】32cm
【検出器ラジアル方向撮像範囲】23～80cm
【固有空間分解能】2.46mm
【外在的/内在的均一性】微分≦3%, 積分≦4%
【エネルギー範囲】40～200keV
【平面感度-Tc99m】≧175cps/MBq(≧385cpm/piCi)
【最大カウントレート(@5% losses)】検出器毎225kcps, システム毎2,700kcps
- SPECTスキャナ性能仕様-Tc99m
- 【システム容積感度】Focusモード(15% window)：≧944k
【エネルギー分解能：140keV】≦3.8%
【空間分解能の再構成】Central：≦4.5mm, Radial：≦3.9mm, Tangential:≦3.4mm
【定量的精度※】5～10%
※IECファントムを使用して測定。定量的精度はユーザーのセットアップや設定により異なる場合がございます。
- SPECTスキャナ性能仕様-Lu177
- 【システム容積感度】フォーカスモード-113keV(20% window)：≧135k, フォーカスモード-208keV(15% window)：≧155k, フォーカスモード-デュアルピーク：≧290k
【エネルギー分解能：Lu177】113keV：≦4.5%, 208keV：≦3.5%
【プラナー検出器感度】113keV(20% window)：≧18cps/MBq, ≧40cpm/μCi, 208keV(15% window)：≧24cps/MBq, ≧53cpm/μCi, デュアルピーク：≧42cps/MBq, ≧93cpm/μCi
【定量的精度】5～10%
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
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VERITON-CT Series 400シリーズ
- SPECTスキャナ設計
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
【検出器ビクセル】2.46mm×2.46mm
【検出器の数】96個のCZTモジュール
【形状設計】360度全方位構成, 特許取得済みの旋回式検出器デザイン
【各検出器毎の衝突安全設計】静電容量近接センサアレイ, 感圧式デバイス
【検出器アキシャル方向撮像範囲】32cm
【検出器ラジアル方向撮像範囲】23～80cm
【固有空間分解能】2.46mm
【外在的/内在的均一性】微分≦1.5%, 積分≦4%
【エネルギー範囲】40～400keV
【平面感度-Tc99m】≧205cps/MBq(≧450cpm/piCi)
【最大カウントレート(@5% losses)】検出器毎225kcps, システム毎2,700kcps
- SPECTスキャナ性能仕様-Tc99m
- 【システム容積感度】Focusモード(15% window)：≧1,175k
【エネルギー分解能：140keV】≦3.8%
【空間分解能の再構成】Central：≦4.5mm, Radial：≦3.9mm, Tangential:≦3.4mm
【定量的精度※】5～10%
※IECファントムを使用して測定。定量的精度はユーザーのセットアップや設定により異なる場合がございます。
- SPECTスキャナ性能仕様-Lu177
- 【システム容積感度】フォーカスモード-113keV(20% window)：≧140k, フォーカスモード-208keV(15% window)：≧225k, フォーカスモード-デュアルピーク：≧365k
【エネルギー分解能：Lu177】113keV：≦4.5%, 208keV：≦3.5%
【プラナー検出器感度】113keV(20% window)：≧18.5cps/MBq, ≧41cpm/μCi, 208keV(15% window)：≧36cps/MBq, ≧80cpm/μCi, デュアルピーク：≧54.5cps/MBq, ≧121cpm/μCi
【定量的精度】5～10%
- 【検出器素材】テルル化亜鉛カドミウム(CZT)
