放射線情報システム　iRad®-RS

機能説明

ユーザビリティを追求したデザイン 画面上に必要なコンテンツを自由に配置したり、あまり使用しないものは必要な時にのみ表示する等、利用者の使い勝手に合わせた変更を簡単に行うことが可能です。また、フローティングボタンバー機能やオーダ詳細ボタンなどにより、モニタのワイド化・高精細化によるマウス操作や視線移動の負担を軽減しています。

放射線部門のワークフローをトータルにサポート

オーダリングシステムや電子カルテから患者情報・検査依頼情報を受け取り、検査オーダの受付・検査情報登録・会計情報の送信といった、放射線部門での一連の業務プロセスに最適な機能を提供します。各社電子カルテ、装置メーカーとの豊富な接続実績により、スムーズな連携が可能です。

データピックアップツール

蓄積されたデータを活用するための汎用データ抽出ツールです。様々な条件で抽出したデータを、Excelのツールと組み合わせ、必要な集計を簡単に行うことが可能です。
使用頻度の高い抽出条件と抽出項目をセットにして登録しておけば、ワンクリックで集計から分析までが可能です。

被ばく線量記録 RDSR受信に対応しており、撮影装置あるいはPACSなどより線量情報を収集し、検査情報と統合しRISに蓄積することが可能です。また、減衰補正を反映したRI薬剤の線量も合わせて記録していただけます。
国内の診断参考レベル(DRLs 2020)と施設での検査結果の線量データの比較や、ヒストグラム、箱ひげ図、散布図の表示も可能となり、線量最適化のための分析に活用いただけます。

RI検査運用フローのサポート範囲を拡大

RI検査固有の運用フローである薬品投与→検査という運用フローをサポートします。RI薬品の発注から受入、廃棄、法廷帳票の出力まで、施設でのシステム適用範囲に応じて、ご提供が可能です。
また、調整(ミルキング、ラベリング、分注)の厳密な管理や、標識キットの在庫管理も可能です。

放射線部門業務を集約・効率化する各機能

・勤務スケジューリング
検査室や休暇、当直明けといった枠を勤務枠として作成し、部門メンバーの各検査室への配置、休出勤の予定を登録・管理することができます。

・部門ポータル
メニューにメッセンジャー、掲示板、共有ファイル機能を統合し、放射線部門ポータルとして活用いただけます。作成した勤務スケジュールも確認可能です。

・機器点検管理・機器不具合記録
医療機器の点検や不具合・修理記録を登録・管理することが可能です。記録をもとに故障件数や平均ダウンタイムなどの統計データの出力ができます。マンモグラフィ装置の品質管理、精度管理表の出力も可能です。